01.自宅の階段で転倒しケガをしました。この治療のためコルセット装着し、コルセットの作成業者に装具代金を支払いました。療養費として請求すれば、いつ頃支給されますか。
01.死産の場合、埋葬料は支給されますか。
02.健康保険の被扶養者であった母が3年前に亡くなり、忙しかったので家族埋葬料の請求を忘れてしまいました。今からでも請求できますか。
保険給付を受ける権利については、健康保険法により、時効が2年となっていますので、時効成立後には給付は認められません。
01.1年以上勤めた会社を辞め夫の扶養家族になり、退職後2カ月で子供を出産しました。出産育児一時金を請求したいのですが、どのようにすればいいのでしょうか。
在職中に1年以上強制被保険者期間(任継期間を除く)があれば、在職中に加入されていた健康保険組合に出産育児一時金を請求できます。当健保組合にも出産育児一時金を請求できますが、その場合は、在職中に加入されていた健康保険組合で「出産育児一時金を支給してない証明書」を発行していただき、出産育児一時金請求書といっしょに提出して下さい。ただし、出産育児一時金は重複して支給はできませんので、どちらか一方の健康保険組合に請求して下さい。
02.妊娠および出産は健康保険(療養の給付)の対象となりますか。
正常妊娠、正常出産は疾病として取扱われません。これについては、出産育児一時金の支給によって保障することとされています。しかし妊娠、出産に関し異常があって、医師の手当等を必要とする場合は、疾病として取扱われ療養の給付(現物給付)が行われます。ただし、この場合であっても、出産世話料等介護に要する費用は全額自己負担となります。
妊娠についても同様であり、妊娠中毒症(軽度の蛋白尿、普通のつわり等は含まれません。)は給付の対象とされますが、妊娠が正常の状態にもどれば健康保険の対象とはなりません。