健診では空腹の状態で、血液中のブドウ糖の量を検査します。これが空腹時血糖と呼ばれるもので、糖尿病の発見に役立ちます。
糖尿病とは、血糖値が高くなる病気です。血糖値というのは、血液中にブドウ糖がどのくらいあるかを示すものです。糖尿病になると、ブドウ糖が血液のなかにあふれてしまいます。その状態が続くと、血管の中の細胞が傷つけられ、動脈硬化等が起こってきます。
健康な状態であれば、食事によって糖が入っても、余分な糖は肝臓や筋肉に貯蔵され、血糖値は一定範囲に保たれます。血糖値を一定範囲に保つことができるのは、インスリンというホルモンのおかげです。インスリンの出る量が減ったり、出るタイミングが遅かったり、出ていても効きが悪かったりすると、血糖値は下がりにくくなります。
糖尿病を予防するために・・・
食べ方、飲み方、動き方の工夫をすること
食べ方、飲み方、動き方を工夫して、自分の体を大切にしていけるとよいですね。