HB関連抗原・抗体検査とは、肝炎ウイルスのひとつB型肝炎ウイルス(HBV)に感染しているか否かを調べる検査です。このウイルスに感染して肝機能障害を起こしている場合を、B型肝炎といいます。
B型肝炎ウイルスには、現在のところHBs、HBc、HBeの3つの抗原があり、このウイルスが体内に侵入すると、生体は免疫機構を働かせて抗原を排除する物質(抗体)をつくります。血液中のこれらの抗原と抗体を測定すれば、B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかがわかります。
それぞれの抗原・抗体が、陽性の場合に意味するところは表のとおりです。
B型肝炎ウイルスは、輸血、性行為、消毒していない注射針等の使いまわし等によって、陽性の人の血液や体液を通して感染します。母親が陽性の場合、新生児のほとんどが感染(母子感染)してしまいます。そこで現在は、陽性の母親から生まれた子どもは、分娩後直後にワクチンを接種して予防を行っています。
HBs抗原 | 現在の感染を示す。 |
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HBs抗体 | 過去の感染を示す。 |
HBc抗体(高値) | 過去の感染を示す。 |
HBc抗体(低値) | 持続感染を示す。 |
HBe抗原 | 現在の感染を示す。 |
HBe抗体 | 過去の感染を示す。 |
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