どちらも肝臓、心臓、筋肉等に多く含まれている酵素で、高値のときが要注意です。急性肝炎・慢性肝炎・肝硬変・肝がん・脂肪肝等の肝障害、心筋梗塞、筋ジストロフィー等が疑われます。
AST・ALTは、ほとんど同じように変動するため、両方が高値ならほぼ肝障害を起こしていると考えられます。
肝臓、胆管、腎臓、骨、胎盤等に幅広く含まれている酵素です。
高値のときが要注意で、肝障害や胆道炎・胆石・胆道がん等胆道系の障害が疑われます。そのほか、骨の病気、甲状腺機能亢進症等で高値になります。
肝臓、腎臓、膵臓、小腸等に多く含まれている酵素です。アルコールや薬剤によって、あるいは胆汁の流れが滞ると血液中にたくさん出てきます。
高値のときが要注意で、肝障害や胆道系の障害が疑われます。この酵素はアルコールとの関係が深く、アルコール性の肝障害が起こると基準値の数倍から十数倍の高値になるため、「酒飲みのための肝機能検査」ともいわれています。
食事は3食規則正しくが基本中の基本
欠食は肥満のもとに
食事を抜くと、それだけ、体がエネルギーを欲して待ちかまえている状態になってしまい、かえって太りやすい体質になることも。
やはり、食事は3食とるようにすることが大原則です。朝からきちんと食べて、規則正しい食生活を送りましょう。