コレステロールは脂質の一種で、細胞膜や血管壁をつくり、また、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの原料等になっています。
総コレステロールは、とくに動脈硬化性の疾患を調べるのに重要な検査です。血液中にコレステロールが異常に増えると血管壁に取り込まれ、血管の内側にコブをつくります。これを動脈硬化といい、血管がコブで塞がれてしまうと血流が途絶えて急性心筋梗塞や脳梗塞等が起こります。
中性脂肪も脂質の一種で、おもに動脈硬化性の疾患を調べるのに役立ちます。
中性脂肪は、皮下や肝臓等に貯蔵され、必要に応じて血液中に送り出され、身体活動のエネルギーになります。体内の脂肪の約90%が中性脂肪で、残りがコレステロール等です。
コレステロールや中性脂肪等の脂質が、基準値より高い状態を総称して「高脂血症」といいます。高脂血症は動脈硬化を促進し、冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)等を発症しやすくします。
感謝の気持ちを込めて、よく噛んで味わう
一口20回を目安に
早食いは、脳が満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまう原因。感謝の気持ちを込めながら、ゆっくりと、よく噛んで料理を味わう習慣を身につけましょう。
おかわりをする前に、少し時間をおくと、おかわりしないですむことも多いものです。