アミラーゼは、別名ジアスターゼといって、膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌されて、でんぷん(糖類)を分解します。
アルコールの飲みすぎや脂肪のとりすぎ等で膵細胞が破壊されると、アミラーゼが血液中にたくさん出てきて上昇します。高値の場合、急性膵炎、慢性膵炎、膵がん、膵嚢胞等の膵疾患のほか、イレウス(腸閉塞)、卵巣腫瘍、肝炎、腎不全等が疑われます。
その他、アミラーゼは唾液腺にも多く含まれているため、ムンプスウイルスが耳下腺に感染して発症する流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)でも、耳下腺のはれと痛みに加えてアミラーゼが高値になります。
アミラーゼと同様、膵臓に含まれる消化酵素のひとつで、十二指腸に分泌されて、脂肪を分解します。
膵細胞が破壊されると、リパーゼも血液中にたくさん出てきて上昇します。高値の場合、急性膵炎、慢性膵炎、膵がん、膵嚢胞等の膵疾患が疑われます。
アミラーゼに比べて、リパーゼは膵臓以外の病気の影響が少ないため、リパーゼが上昇していたら、膵臓の病気の可能性が高くなります。
甘いもの断ちが難しい人は・・・
甘いものは、午後3時までに
ダイエット中の甘いものの好きな人にとって、甘いものを食べたい衝動を克服することは永遠の課題かもしれません。
甘いものがストレスになりかねない人は、まったく食べないよりは、3日に1回にしたら、体脂肪が蓄積されやすい夕方より午後3時までに食べるようにする等の工夫を。