ビリルビンは、赤血球のヘモグロビンが、寿命(約120日)によって壊されるときにできる黄色い色素で、肝臓で処理(抱合)され、胆汁を介して十二指腸に排泄されます。
黄疸とは、血液中のビリルビンが高値になって、皮膚や眼等全身の組織が黄色くなる状態です。ビリルビンができるどこかの過程に異常があることを示す重要な状態で、肝炎、肝硬変、肝がん、胆のう炎、胆石、胆管がん、膵がん等の他、溶血性貧血等血液の病気でも起こります。
肝臓で合成されて血液中に分泌される酵素で、肝硬変になると肝細胞が破壊しつくされて硬くなり(繊維化)、この酵素をつくることができなくなって低値になります。一方、この酵素は脂質の代謝に関連していることから、肥満や高脂血症、ネフローゼ症候群等では上昇します。
「いつ」「どこで」「何を食べたか」
食事日記をつける
食べていないようでも、気がつかないうちにモグモグ、ムシャムシャ……。テレビを観ている間、本を読んでいる間、口が動いているという人も少なくないのでは。
「いつ」「どこで」「何を食べたか」をメモする、食事日記をつけて、食生活管理をしてみましょう。