3.がん検診とは

①がん検診はあなたをがんから救います

がんは、自覚症状が出てからでは、なかなか治療が難しい病気です。がん検診で早期に見つけることが大切です。
がんは、頻度の高い病気ですが、6割近くが治療で治りますので、早期発見が大切です。そのために、がん検診へ行きましょう!
日本人は、「検診が怖い」といって半数以上の人が受診していないのが現状です。でも、がん検診に行かずに発見が遅れ、結果、手術が必要になったり命にかかわってしまうのは、とても残念なことです。
がん検診は、お住まいの市区町村で安価で受けることができます。
まずは、お住まいの市区町村に確認をして、定期的にがん検診をうけましょう。
また、「おかしいな?」と思うところがあったら、がん検診を待たずに、直接病院へ行って相談することが大切です。

日本のがん検診の受診率
日本のがん検診の受診率

※胃がん、肺がん、乳がん、大腸がんは40歳以上、子宮頸がんは20歳以上を対象。

※子宮頸がん検診と乳がん検診は、「2年に1度」の受診が勧奨されているため、平成27年と平成28年の検診受診者数の合計に基づく検診受診率です。

引用:厚生労働省 平成26年度がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン HPより

がん検診の国際比較

20-69歳 女性の子宮頸がん検診受診割合
50-69歳 女性のマンモグラフィー検診受診割合
引用:厚生労働省 平成26年度がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン HPより

②がん検診の種類

市区町村によって、サービス内容が若干違いますが、だいたい以下の表が目安となります。

検診の種類 内容 対象者 受診間隔
胃がん検診 胃部レントゲン又は胃内視鏡検査+問診 50才以上
※当分の間、胃部レントゲン検査については40歳以上に実施可
2年に1回
※当分の間、胃部レントゲン検査については年1回実施可
子宮頸がん検診 子宮頸部細胞診+視診+内診+問診 20才以上 2年に1回
肺がん検診 胸部レントゲン+問診+喀痰細胞診 40才以上 年1回
乳がん検診 マンモグラフィ+問診
※視診・触診は推奨しない
40才以上 2年に1回
大腸がん検診 便潜血検査2回法+問診 40才以上 年1回

③SGホールディングスグループ健康保険組合で受けられるがん検診のサービス

大腸がん検診

毎年11月頃に、35才以上の被保険者を対象として、ご自宅に案内をお送りしています。検査内容は、便潜血検査2日法です。
詳しくは「大腸がん検診」をご覧ください。


ピロリ菌検査

毎年11月頃に、35才以上の被保険者を対象として、ご自宅に案内をお送りしています。過去に本事業のピロリ菌検査を受けたことがない方が対象です。
詳しくは「ピロリ菌検査」をご覧ください。


人間ドック

40才以上の被保険者・被扶養者を対象として、受診料の7割(上限28,000円)を健保が補助しています。ヘルスチェックやSG家族健診では見つかりにくい、胃・肺など主に内臓のがんを見つけることができます。
詳しくは「人間ドック」をご覧ください。


ウイメンズ検診費用補助

女性の被保険者を対象に、子宮頚がん検診(上限6,000円)・骨密度検査(上限4,000円)・乳がん検診(上限10,000円)の補助をおこなっています。
詳しくは「ウイメンズ検診」をご覧ください。


PSA検査

40歳以上の男性被保険者(希望者)を対象に、前立腺がん検診の一助として、PSA検査を受けられた場合は事後申請により費用(最大3,000円)の補助が受けられます。
詳しくは「PSA検査」をご覧ください。


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