ウィメンズ検診

子宮頸がん検診・骨密度検査・乳がん検診

女性の検診を支援します。

いくつになっても生き生きとして、健康で働く素敵な女性でいたい。多くの女性の願いです。
そのために必要なこと、「食べ物に気をつける」「ストレスを溜めない」「体を動かす」「自分を大切にする」「仕事のスキルを磨く」等たくさんありますね!
そしてもうひとつ健康で生き生きと過ごし、働くためには大切なポイントがあります。それは定期的な検診とセルフケアです。
SGホールディングスグループ健康保険組合では、働く女性の検診を支援します。メニューには子宮頸がん検診・骨密度検査・乳がん検診があります。

子宮頸がん検診
  • 推奨年齢:20代~
  • 受診間隔は2年に1回が推奨されています
  • 補助額(上限)6,000円
骨密度検査
  • 推奨年齢:30代~
  • 受診間隔は5年に1回が推奨されています
  • 補助額(上限)4,000円
乳がん検診
  • 推奨年齢:40代~
  • 受診間隔は2年に1回が推奨されています
  • 補助額(上限)10,000円

検診補助内容(個人申請用)

対象者 検診当日に、SGホールディングスグループ健康保険組合に在籍する女性被保険者(年齢制限なし)
※被扶養者及び任意継続資格者は対象外
受診
期間
当該年度4月1日~翌年2月末日
申請
期間
当該年度4月1日~翌年2月末日(最終受付は3月5日健康保険組合必着分まで)
申請
回数
各検診、年度内1人1回に限る
申請
書類
①ウィメンズ検診補助金申請書(個人申請用)
②領収書原本(診断書不可)
(本人名と医療機関名および医療機関の印鑑があり、かつ検診内容・費用が入っているもの)
  • ウィメンズ検診補助金申請書(個人申請用)PDF PDF

注意事項

  • 領収書に必要項目が満たされていないものについては、補助できない場合がありますので、ご注意ください。
  • 検診結果の報告は必要ありません。
  • 健康保険証を使用した場合は対象外です。
  • 乳房検診の場合、「乳房触診」、「MRI検査」のみの場合は対象外です。
  • 子宮頸がん検診の場合「超音波検査」、「子宮体がん検査」は対象外です。
  • 受診後、退職等で被保険者でなくなった場合も支給します。
  • 集合検診申請との重複は申請不可です。

申請から支払いまでの流れ

申請から支払いまでの流れ

領収書見本

※診断書では受け付けられませんのでご注意ください。

領収書見本

検診補助内容(集合検診用)

対象者 検診当日に、SGホールディングスグループ健康保険組合に在籍する女性被保険者(年齢制限なし)
※被扶養者及び任意継続資格者は対象外
受診
期間
当該年度4月1日~翌年2月15日
申請
期間
当該年度4月1日~翌年2月末日(最終受付は3月5日健康保険組合必着分まで)
申請
回数
各検診、年度内1人1回に限る
申請
方法
事業会社担当者が申請書と名簿を健康保険組合へ提出。(申請書・名簿は事業所担当者ページを参照)
健康保険組合が検診機関に、費用に対して規程の補助上限額までをお支払いします。

注意事項

  • 検査内容はマンモグラフィー、乳房エコー検査、骨密度検査です。
    検診日程、希望する内容については事業会社にご相談ください。
  • 検診機関から受け取る請求書の最終日は3月5日です。
    その後退職等で被保険者ではなくなった場合もお支払いします。
    検診当日に健保資格喪失している場合は費用補助対象外です。
  • 個人申請との重複は申請不可です。
  • 補助金上限額を超える場合は自己負担です。
  • 検診受付時、検診機関が本人確認を行うため、保険証を必ずご持参ください。
  • 検診結果の報告は必要ありません。

子宮頸がん検診

2年に1度受けましょう。

  • 推奨年齢:20代~
  • 補助額(上限)6,000円

子宮頸がんは子宮の入り口である子宮の頸部に出来るがんです。子宮頸がんは検診で見つかりやすく、しかもゆっくり進行するので、早期に発見が出来れば、ほぼ100%完治します。
子宮頸がんの発生にはヒト・パピローマウィルス(HPV)の感染が関連しており、子宮頸がんにかかった人の90%以上から検出されています。
子宮頸がんの特徴としては、30歳代から40歳代に一番多く発症しますが、最近は若い女性に急増しており注意が必要です。

子宮頸がんの危険因子

20歳代の発症者の増加が目立ちます。

  • ヒト・パピローマウイルス感染(HPV)
  • 喫煙

子宮頸がん検査を受けるには

  1. 自治体の検診を利用
    20歳から自治体の検診を受けることが可能です。
    お住まいの保健所や保健センターに問い合わせてみてください。
  2. 医療機関で受診
    産婦人科を受診してください。

子宮頸がん検診の受診の流れ

子宮頸がん検診の受診の流れ
子宮頸がん検診の望ましい受診推奨年齢・方法
  • 受診推奨年齢:20歳以上
  • 受診頻度:2年に1度
  • 検査方法:細胞診(従来法・液状検体法)

SGホールディングスグループ健康保険組合では子宮がんの詳しい情報(今、話題の予防ワクチンのこと等)を提供しています。
詳しくは「子宮頸がん」をご覧ください。
女のお子さんをお持ちの方も必見です。


骨密度検査

5年に1度受けましょう。

  • 推奨年齢:30代~
  • 補助額(上限)4,000円

骨密度検査は骨量検査とも呼ばれ、骨の密度から骨そしょう症のリスクを調べることが出来ます。
骨量のピークは20歳代前半といわれています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンには骨量を維持する働きがあります。 そのため、エストロゲンが減る40歳代後半から急激に骨量が減少し、更年期以降からは骨そしょう症になる人がふえてきます。 一度減ってしまった骨量はなかなかもとに戻すことはできません。

現在は若い女性の過度なダイエットや運動不足から、若い世代の骨密度が減少傾向にあります。 骨量は20代から40代後半まであまり変化しないことがわかってきていますので、毎年、検査必要はありません。
できれば20代~40代後半の間に一度、骨密度検査を行い、自分の骨の状態を知っておくことが骨そしょう症の予防につながります。

また自治体では40~70歳(5歳刻み)の女性を対象に、骨密度検査を行っています。

骨そしょう症の危険因子

女性ホルモンが関わっています。

  • 加齢(更年期)
  • 喫煙・過度な飲酒
  • 骨そしょう症の家族歴
  • 遅い初潮・早い閉経
  • 過度なダイエット
  • 運動不足
  • 過去の骨折
  • カルシウム不足(食塩、リンの過剰摂取)
  • ステロイド剤の服用

骨密度検査を受けるには

  1. 自治体の検診を利用
    40、45、50、55、60、65、70歳の節目を迎える方は自治体の検診を受けることが可能です。
    お住まいの保健所や保健センターにお問い合わせください。
  2. 医療機関で受診
    骨密度検査は計測法が病院によって様々です。どの方法を用いるのか、費用は健診の場合いくらかかるのか、事前に電話をして確認しましょう。

骨密度検査の方法について

骨密度の検査にはいろいろな方法があります。

デキサ(DXA)法(二重エネルギーX線吸収測定法)

もっとも精度の高い方法です。
高低2種類のX線を照射し、その透過度をコンピューターで解析して骨量を調べます。

  • メリット
    • 検査の中で最も精度の高い測定法です。
    • 腕の骨(前腕)で測る方法もありますが、足の大腿骨や腰の骨を測定する方法がもっとも正確な結果が得られます。
    • 検査そのものの所用時間は5分くらいで痛みはありません。
    • 放射線の被曝量もわずかです。
  • デメリット
    • 装置が大型のため、設置されている医療機関が限られます。
デキサ法が出来る病院については「公益財団法人 骨粗鬆症財団」の「病医院リスト」をご覧ください。
MD法

両手をX線撮影し、写真の濃度を分析して骨密度を測定する方法です。

  • メリット
    • 通常のX線撮影装置がある医療機関ならどこでも出来ます。
  • デメリット
    • 濃度で判定するため信頼性がそれほど高くありません。
超音波法(QUS法)

かかとに超音波をあてて測定します。

  • メリット
    • レントゲン検査ではないので、被曝が心配な人(妊婦や妊娠の可能性がある人)にも実施できます。
  • デメリット
    • 骨の中を通り抜ける超音波の伝播速度等により、骨密度に関連する指標を算出するもので、骨密度を直接測定するものではありません。
骨密度検査の望ましい受診推奨年齢・方法
  • 受診推奨年齢:30歳以上
  • 受診頻度:5年に1度
  • 検査方法:デキサ(DXA)法

骨密度については、ただ検査をするだけでなく、骨量を減らさないセルフケアが最も大切です。
セルフケアは「公益財団法人 骨粗鬆症財団」をご覧ください。

乳がん検診

2年に1度受けましょう。

  • 推奨年齢:40代~
  • 補助額(上限)10,000円

増えている乳がんです。

乳がんは乳腺に出来るがんです。日本でも増えており、日本人女性の20人にひとりが乳がんにかかるといわれています。
統計上は乳がんにかかる人の割合は30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半がもっとも高くなります。

乳がんの危険因子

女性ホルモン(エストロゲン)が深く関わっています。

  • 40歳以上
  • 早い初潮・遅い閉経
  • 出産歴・授乳歴がない
  • 高齢出産・出産回数が少ない
  • 閉経後の肥満(標準体重の20%以上)
  • 飲酒習慣がある
  • 乳腺の病気の既往歴
  • 乳がんの家族歴(特に母親・姉妹)
  • 閉経後にホルモン補充療法を受けた

乳がん検診を受けるには

  1. 40歳以上の方は自治体の検診を積極的に利用しましょう
    40歳以上の方は自治体の乳がん検診(触診とマンモグラフィー)を受けることがほぼ可能です。
    あなたの町の乳がん検診情報」をチェック!
    また国で一定の節目年令の方に対して、無料クーポン を発行しています。積極的にに利用しましょう!
    (下記「■ご存知ですか?「乳がん検診無料クーポン」」をご覧ください。)
  2. 40歳未満の方
    乳腺の専門で受診しましょう。
    詳しくは「乳腺専門医のいる施設」をご覧ください。
症状(しこり・乳頭からの分泌物 等)がある場合

乳腺の専門医へすぐに受診しましょう(検診ではないので保険証を使います。その場合は補助ありません)。
「マンモグラフィー画像認定施設」「検診マンモグラフィー撮影有資格者技師」「検診マンモグラフィー読影医師」の3つが揃った「検査設備の整った施設リスト」をご覧ください。

乳がん検診の種類について

乳がんの検査は年代によって望ましい検査方法が異なります。

乳房超音波検査(40歳未満)

超音波による画像検査です。痛み等、検査による苦痛がありません。日本では乳腺が発達している若い方(基本的には39歳以下の方)は乳房超音波検査(エコー)と医師による視触診を実施することが一般的です。
この検査は詳細な乳腺の構造を写し出すことができますが、石灰化を見つけるのはマンモグラフィーにはおよびません。

マンモグラフィー検査(40歳以上の方、有効性が唯一認められている検査です。)

乳房を板にはさんで、X線撮影をする検査です。40歳以上の方は、マンモグラフィーと医師による視触診が推奨されています。
マンモグラフィーでは早期乳がんのサインである"石灰化"を、2-3mm大で発見することが可能です。胸部のレントゲンと比べると被曝線量が大きいため、適正な受診(40歳以上、2年に一度)が必要です。

※いずれの検査も専門医による触診が事前に行われます。

※乳房触診のみの検診は今回の費用補助の対象外です。

乳がん検診の望ましい受診推奨年齢・方法
  • 受診推奨年齢:40歳以上
  • 受診頻度:2年に1度
  • 検査方法:マンモグラフィー検査

※40歳未満の方は一般的には乳房超音波検査が望ましいとされています。

※受診頻度は結果しだいですので担当医に各自で確認しましょう。

SGホールディングスグループ健康保険組合では乳がんの詳しい情報を提供しています。
詳しくは「乳がん」をご覧ください。


ページトップへ