3.検診~便潜血検査~

便潜血検査

便潜血検査は科学的根拠に基づいた検診です。

大腸がんは適切な治療を受ければ治る確率の高いがんです。また早期に見つかった場合は、100%近く完治します。したがって、無症状の時期に発見することがもっとも重要です。大腸がん検診の代表的なものは、便潜血検査でこの検査は便中の血液(肉眼では見えない)の有無を調べる検査です。 症状のない人に対して行い、食事を制限することなく、簡単に受けられます。
便潜血検査は、大腸がんの死亡率減少効果を示す充分な証拠(科学的根拠)があると、国が認めた検診です。現在では、大腸がんの約30%以上がこの検査をきっかけに発見されています。

40歳以上の方は年に1回便潜血検査を必ず受けるようにしましょう。

便潜血検査の方法

潜血検査は通常2日間にかけて便を採取します。一回でも陽性反応があれば、精密検査を行います。

便潜血検査の方法

SGホールディングスグループ健康保険組合でも35歳以上の被保険者を対象に無料で「郵送便潜血検査」を実施しています。
詳しくは「大腸がん検診」をご覧ください。


2023年度 郵送大腸がん検診実績
記号 事業所名 対象者数 受検者数 利用率
1004 佐川印刷㈱ 1,330 297 22.3%
1005 佐川アドバンス㈱ 125 41 32.8%
1025 SGモータース㈱ 539 143 26.5%
1043 健康保険組合 18 4 22.2%
1055 SGシステム㈱ 1,931 377 19.5%
1084 SGホールディングス㈱ 298 97 32.6%
1085 SGリアルティ㈱ 109 30 27.5%
2101 佐川急便㈱ 36,880 6,813 18.5%
2127 SGHグローバル・ジャパン㈱ 180 60 33.3%
2149 SGムービング㈱ 321 59 18.4%
2160 ㈱ヌーヴェルゴルフ倶楽部 25 4 16.0%
2167 ㈱ワールドサプライ 899 153 17.0%
2168 SGフィルダー㈱ 7,230 709 9.8%
2170 佐川グローバルロジスティクス㈱ 3,540 671 19.0%
2171 SGアセットマックス㈱ 13 7 53.8%
  総計 53,438 9,465 17.7%

欧米等の先進諸国においては便潜血検査の受診率は60%を超えています。
日本の受診率は先進国に比べて極端に低いのが問題です。

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