1.インフルエンザとは

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染して発病する急性の気道の炎症です。
(普通のかぜとは、原因となるウイルスの種類が違います。

毎年流行のインフルエンザについて

主な症状 突然、急激に体調が悪くなります!
38℃以上の高熱が数日間続きます。
その他、頭痛・関節痛・筋肉痛・咳・鼻水等
感染ルート
  1. 飛まつ感染(咳やくしゃみ、たん等)
  2. 接触感染
流行時期 例年12月~2月頃(インフルエンザウイルスは寒くて乾燥したところを好みます。)
インフルエンザかなと思ったら
(対処方法)
早めの受診が大切です。
発症から48時間以内であれば抗ウイルス薬※の効果が期待でき、症状も軽くすみます。
日常的な予防
  1. 手洗い、うがいを習慣にしましょう。
  2. 外出時にはマスクを着用する(自分の身を守る)。
    発病したら、家でもマスクをする(他人へうつさない配慮)。
  3. 十分な休養とバランスのよい食事で、日ごろからの体調管理をしっかりと。
  4. 室内では、加湿器等を使用して適度な湿度(50~60%)に保ち、1~2時間に1回は換気をしましょう。
  5. 人ごみや繁華街への外出を控える。
  6. 咳エチケット(咳をしている場合は、周囲へうつさないためにマスクを着用する。咳・くしゃみの際は、ティッシュ等で口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。)
予防接種 流行前の予防の基礎です。
  1. 流行時の1~2ヵ月前(10月~遅くても12月末まで)に接種しましょう!
  2. 接種回数は、大人は基本的に1回。子ども(13歳未満)は2回。
  3. インフルエンザワクチンの有効率は約70%です。
    予防接種をすることによりインフルエンザにかかったとしても、重症化を軽減してくれます。
  4. 卵アレルギーのある方は、医師にご相談ください。

インフルエンザは、飛まつ感染(咳やくしゃみと一緒にウイルスが空気中に飛び散り、それを別の人が吸い込んで感染)が主体で、潜伏期間が1~2日です。
その間は、感染したことに気づかず、ウイルスをまき散らして周囲の人に感染する原因にもなります。

突如、38~40度の高熱がでるのが特徴で、さらに、のどの痛み・頭痛・全身倦怠感・筋肉痛・関節痛等の全身症状も強く、これらの症状が3~5日間ほど続きます。

また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすこともあり、体力のない高齢者や乳幼児等は命にかかわることもあります。

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