腰痛の原因は様々あります。
日常の姿勢や動作等の心がけで予防できるものもありますが、内科的な病気による腰痛もあります。自己判断せずに、まずは医師の診断を受けて適切な対応をとることが大切です。
一生のうちに60%程度の人は腰痛を経験すると言われています。二本足で歩くこと自体が、背骨や骨盤の関節面に大きな負担がかかっています。
骨自体がもろくなったり、筋力が落ちて背骨を支える力がおちると、背骨への負担が大きくなります。特に腹筋、背筋、お尻の筋肉、腰まわりの筋肉、太ももの筋肉等が背骨を支える大きな力となっているので筋力の衰えを予防する必要があります。
前かがみ、捻った状態で荷物を持ち上げる等の不自然な姿勢や、長時間の同じ姿勢(立つ、座る)等は、腰への無理な負担がかかります。
屋内作業では寒さを感じないよう温度を調節し、寒い場所では温かい服装をこころがけましょう。長時間の車の運転は、休憩をとるように努めてください(目安は2時間に1回程度)。
腹部大動脈瘤、腎・尿管結石、胃・十二指腸潰瘍、膵炎、感染症による発熱によるもの、子宮外妊娠、子宮内膜炎、腫瘍、等々さまざまな病気が原因となって腰痛を引き起こすこともあります。
日本式にしゃがみながらいきむと、腰への負担が強くなります。できるだけ洋式を利用し、座る姿勢は背骨をまっすぐに伸ばして、前かがみにならないようにしましょう。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎滑り症、変形性脊椎症、骨粗しょう症、等々。
腰痛を引き起こす原因は様々です。日頃の予防の心がけが大切です。
最後に「腰痛になった時の初期の対処法」についてお伝えします。