3.診断と治療

診断

  • 画像検査
    乳腺の超音波検査、MRI検査、CT検査等をする場合があります。
    これらの検査でがんかどうかや、その広がりを確認します。
  • 穿刺吸引細胞診/針生検
    しこりが見つかった場合、しこりに細い注射針を刺して細胞を吸いとって調べる「穿刺吸引細胞診」により、がんかどうかの診断が確定します。さらに多くの情 報を得るために太い針を刺してしこりの一部の組織を採取することもあります(針生検)。マンモグラフィでしこりの位置を確認しながらその組織を採取するマ ンモトーム生検と呼ばれる針生検を行うこともあります。
  • 転移の検査
    乳がんが転移しやすい遠隔臓器として肺、肝臓、骨、リンパ節等があります。
    遠隔転移があるかどうかの診断のためには、胸部レントゲン撮影、肝臓のCTや超音波検査、骨のアイソトープ検査(骨シンチグラフィ)等が行われます。

治療

乳がんの治療としては、手術療法、抗がん剤による化学療法、放射線療法、ホルモン療法があります。ステージIII期までは基本は手術療法で、手術後にその他の補助療法を行ないます。

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