福祉事業(貸付制度)

高額医療・出産・在宅療養に関し、当面資金が見込まれるものに対し、家計の負担軽減のため、必要な資金の貸付制度があります。

高額医療費貸付制度

高額療養費の支給は事務手続きの都合上、診療日のおよそ3ヶ月後となります。したがってその間の家計の負担を少しでも軽くするために、高額療養費が支給されるまでの間、貸し付けられます。

  • 医療機関から高額療養費に該当する額の請求をうけた人、またはすでに支払った人
  • 貸付限度額は高額療養費支給見込み額の70%とする
提出書類 用紙 記入例 添付書類
高額医療費資金貸付申込書 ・領収書または請求明細書

出産費資金貸付制度

被保険者または被扶養配偶者が、出産するにあたって、出産育児金を見込まれるものに対し、必要に応じ、出産に要する費用を範囲内で貸付けします。

  • 対象者・・・被保険者及び被扶養者(貸付は被保険者に対して行います)
  • 貸付限度額は出産育児一時金・家族出産育児一時金の80%相当額とする
提出書類 用紙 記入例 添付書類
出産費資金貸付申込書 【出産予定日まで1ヶ月以内の場合】
母子健康手帳(写)、出産予定日まで1ヶ月以内である証明書
【妊娠4ヶ月以上の場合】
母子健康手帳(写)、妊娠4ヶ月以上である証明書、医療機関の請求書または領収書

在宅療養支援資金貸付制度

被保険者が家族のための在宅療養を行うにあたって、居住家屋の屋内設備の改善などに必要な資金の貸付けを行います。

  • 対象者・・・被保険者期間6ヶ月以上の被保険者
  • 貸付限度額は貸付対象者の標準報酬月額の2ヶ月相当分以内で100万円を限度とする
  • 貸付の対象・・・在宅療養に必要な居住家屋などの屋内設備の改善
    (例)屋内段差の解消、階段や室内に手すりの取付、トイレや浴室の改善等
提出書類 用紙 記入例 添付書類
在宅療養支援資金借入申込書 在宅療養に関わる医療機関等の証明書(診断書など)、環境整備に要する費用の見積書