アルコールについてもっと知ろう

飲んだら乗るな。乗るなら飲むな。

飲酒運転は、法律で禁止されています。
では、どうしてお酒を飲んだら車を運転してはいけないのでしょうか?
それは、お酒に含まれるアルコールが脳を麻痺させ、動体視力の低下、判断力の低下、集中力の低下等をまねき、運転能力を低下させて交通事故を引き起こすからです。

前述の通り、たとえ日本酒1合飲んだだけであっても、1合のアルコールを分解するのに3時間以上の睡眠が必要です。2合では6~8時間です。お酒を飲んだら、十分な睡眠時間を確保して体内のアルコールが分解されてからハンドルを握りましょう!

アルコール中毒のお話

A.急性アルコール中毒

忘年会や新年会シーズン等、多数の人とお酒を飲むとき、場の雰囲気で「イッキ飲み」をする人もいるかと思います。また、イッキ飲みを強要したり強要させられたりすることもあると思います。

しかし、「イッキ飲み」によって、大量のアルコールを飲むと、血液中のアルコール濃度が急激に上昇し、「爽快期」や「ほろ酔い期」を一気に通り越して「泥酔期」「昏睡期」に至り、死の危険を招きます。
「イッキ飲み」の加害者や被害者にならないよう、「イッキ飲み」はやめましょう。

「イッキ飲み」の危険性について

体験談が紹介されています。下記ページをご覧ください。

また、飲酒や「イッキ飲み」を強要する行為はアルハラ(アルコールハラスメント)という人権侵害ともなります。 アルハラの定義については、こちらで紹介されています。

B.慢性アルコール中毒=「アルコール依存症」

はじめは、ストレス発散のために飲んでいたはずのお酒が、習慣化して、自分で飲酒行動をコントロールできなくなり、最終的には何よりも飲酒を優先してしま う状態です。飲酒をコントロールできないのは、意志が弱いからではなく病気の症状なのです。酒(アルコール)が切れると離脱症状(禁断症状)が出てくるの で、それがつらくて飲んでしまうという悪循環に陥ります。
自分でお酒をコントロールできなくなった場合は、病院で治療を受ける必要があります。場合によっては、入院が必要なこともあります。

C.アルコールによって起こる全身の病気

アルコールは、依存症のみならず、全身にも悪影響を与えます。アルコール分解のときに肝臓に負担をかけるため、脂肪肝・肝炎・肝硬変が有名です。
そのほか、食道炎や食道がん、自律神経失調症、アルコール性認知症、不整脈、心筋梗塞、胃炎、膵炎、下痢等があります。

まとめ

お酒の豆知識

そのほか、お酒の豆知識の掲載されたホームページを紹介します。興味のある方は参考にしてください。

お酒のことをよく知って、上手に付き合い、楽しく充実した生活をおくっていきましょう。

ページトップへ