セルフメディケーション/OTC医薬品・スイッチOTC医薬品

セルフメディケーションとは

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な体の不調は自分で手当てすること」です。
身近で便利なお薬の選択肢「OTC医薬品」を活用して、セルフメディケーションを始めてみましょう!

OTC医薬品を活用してみよう!

OTC医薬品とは
医師の処方せんが無くても、薬局やドラッグストアなどで購入できる医薬品のことです。
ちょっとした体調不良や、症状緩和などに活用することができます。

※OCTとはOver The Counterの略で、カウンター越しに薬を販売するかたちに由来しています。

スイッチOTC医薬品とは
医師から処方される医療用医薬品のうち、副作用が少なく安全性の高いものを市販薬(OCT医薬品)に転用(スイッチ)したものを「スイッチOCT医薬品」といいます。医療用と同様に高い効果が期待できます。

スイッチOTC医薬品の一例

カテゴリー 商品名
解熱鎮痛薬 ロキソニンS(ロキソプロフェンナトリウム)、イブA(イブプロフェン)など
胃腸薬 ガスター10(ファモチジン)など
鼻炎用内服薬 アレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン(ロラタジン)など
湿布薬 サロンパスEX(インドメタシン)、フェイタス5.0(フェルビナク)など

こんなときはOCT医薬品・スイッチOTC医薬品をご利用ください。

  • ●忙しくて思うように受診ができない
  • ●病院に行くほどでもないけど体調が悪い
  • ●健康管理の常備薬として

OCT医薬品・スイッチOTC医薬品のメリット

  • ●医療機関の受診なしで薬局やドラッグストアで購入でき、診察に係る時間を節約できる。
  • ●費用を抑えて購入できる。

*スイッチOTC医薬品の品目はこちら
厚労省HP 2 セルフメディケーション税制対象品目一覧


このマークを見つけたら 節税 のチャンス!

セルフメディケーション 税控除対象

セルフメディケーション税制の手続きは、こちらをご参照ください。

セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)について


セルフメディケーション税制に関するQ&A

どれくらいお得になりますか?

年間購入金額が12,000円以上(ご家族の合計で可)の場合、12,000円を超えた金額が控除対象となり、翌年の税金が減額されます。

例)課税所得400万円(所得税率20%、住民税率10%)のAさんの場合

対象医薬品の
購入金額
  下限額   控除額
30,000円 12,000円 18,000円

18,000円が課税所得から控除されるので、
所得税 18,000円 × 20% = 3,600円
住民税 18,000円 × 10% = 1,800円  
トータル 5,400円 が戻ってくる!

医療費控除との違いは?
基本的な計算方法は同じですが、対象となる医療費と対象額が異なります。
セルフメディケーション税制は医療費控除よりも対象額が下がり、利用しやすくなっています。
但し、両方同時に申請することはできません。(どちらも対象となる場合は、いずれか1つを選択)
  対象額 上限額 対象
医療費控除 10万円超 200万円 病院等で支払う治療費、調剤薬局での医薬品購入費など
セルフ
メディ
ケーション
税制
1.2万円超 8.3万円 OTC医薬品のみ(制度対象となる特定成分を含んだ医薬品)
申請はどうすればいいですか?
セルフメディケーション税制を利用するには、確定申告が必要です。
「セルフメディケーション税制の明細書」を添付することで領収書(レシート)の提出は不要です。
該当商品を購入したことを示す領収書(レシート)は、必ず捨てずに確定申告期限等から5年間、保管しておきましょう。

セルフメディケーション税制に関する詳しい情報(日本一般用医薬品連合会)

日本一般用医薬品連合会

日本一般用医薬品連合会