ジェネリック医薬品推進の一環として、平成30年7月に実施した【ジェネリック医薬品に関するアンケート】では9割を超えるご回答をいただきました。
ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
皆様からお寄せいただきました「疑問」「不安」等に対しての回答について、日本調剤株式会社の薬剤師にご協力をいただき、【ジェネリック医薬品に関するアンケート結果】リーフレットにまとめました。
このリーフレットが皆様のジェネリック医薬品に関する理解の一助となりましたら幸いです。
医療機関や調剤薬局で処方してもらう薬には、「新薬(先発医薬品)」と、同じ成分、同じ効果で値段の安い薬「ジェネリック医薬品」があります。新薬の開発には10数年以上の年月と多額の費用がかかります。そのため、最初に発売された薬は特許に守られ、開発したメーカが独占的にその薬を製造し販売することになります。ところが、20~25年の特許期間が切れると、他のメーカも同じ成分、同じ効果のお薬を製造し販売できるようになります。「ジェネリック医薬品」は、新薬に比べ開発費用を抑えることができるので、その価格は新薬の2~8割に軽減され安くなっています。
「ジェネリック医薬品」は、先発品として、20~25年にわたって使用されているので、効き目が実証されているだけでなく、安全性や副作用などの心配が限りなく少なくなっています。また、子供や高齢者が飲みやすいように薬剤の形状などに改良が加えられ、飲みやすく工夫されたものもあります。
ジェネリック医薬品を使うためには、医師に「この薬と同じ効果のジェネリック医薬品があれば処方してください」と求めることが大事です。
ただし全ての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません。
また変更可能なジェネリック医薬品があっても医学的な理由から変更しない方がいい場合もありますので、医師とよく相談してください。
診療時や、調剤薬局で処方せんを渡す時に、ジェネリック医薬品希望シールを貼付したおくすり手帳を見せることで、ジェネリック医薬品希望の意思表示ができます。
サンヨー連合健保組合では「ジェネリック医薬品希望シール」を配布していますので、ぜひご活用ください。
必要な方は当健保組合までご連絡をいただければお送り致します。
詳細は下記PDFをご覧ください。
※「ジェネリック医薬品」に関する詳細は、下記のHPを参考にしてください。