広報誌「かけはし」

■2014年8月 No.515

 健保連大阪連合会は7月23日、大阪市北区のホテルモントレ大阪で平成26年度第1回総会を開催した。総会には出席組合139組合、委任状提出38組合、合計177組合が参加した。
 総会では、規約の定めにより安藤力会長が議長となり、議事録署名者に小野薬品健康保険組合、大阪装粧健康保険組合を指名。その後、大阪連合会の平成25年度事業報告および収支決算、被用者保険運営円滑化事業報告および収支決算などの各議案を審議し、承認した。
 議事に先立ち、安藤力会長からあいさつがあった(安藤会長のあいさつ[要旨]はこちら)。
 続いて、来賓として出席された近畿厚生局の大西正洋保険課長から、あいさつがあった。このなかで大西課長は、近畿厚生局管内277健保組合の平成26年度予算状況について説明した。
 それによると、経常収支黒字が53組合、赤字が224組合。赤字組合の割合が約8割を占め、経常収支差引額は約680億円の赤字となった。また、保険料率を引き上げたのが76組合、料率100‰以上が66組合(23.8%)で、たいへん厳しい状況になっていることを示唆した。


議案第1号
学識経験理事選出の同意
     
  (議長をパナソニック健康保険組合《大阪連合会副会長組合》に交替)  
 議長は、平成26年4月1日開催の平成26年度第1回理事会で、会長 安藤力氏と専務理事 川隅正尋氏を規約第12条第3項、第4項、第5項に規定する学識経験理事として選出したので、「本総会において同意を得たい」と説明。全員が異議なく賛意を表し、安藤力会長、川隅正尋専務理事の学識経験理事選出に同意した。

議案第2号
監事の選任
     
  (議長を安藤会長に交替)  
 監事は、規約第12条第6項の規定により、総会において選任することになっているため、次の3組合を監事に指名し全員異議なく選任された。

 カネカ健康保険組合
 タカラスタンダード健康保険組合
 島屋健康保険組合

議案第3号
顧問委嘱の同意
 
 議長は、次の5氏に特別顧問および顧問を委嘱したい旨説明、全員の賛同を得て委嘱した。

 特別顧問  岡澤元大氏
 特別顧問  加藤幹雄氏
 顧   問  内田一男氏
 顧   問  早司欣弘氏
 顧   問  置田榮克氏

議案第4号
大阪連合会平成25年度 事業報告

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議案第5号
大阪連合会平成25年度 収入支出決算

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議案第6号 
大阪連合会平成25年度 収入支出決算残金処分
 以上、議案第4号から議案第6号までの3議案を一括提案し、事務局から各議案を詳細に説明。監事組合を代表してタカラスタンダード健康保険組合から監査結果を報告。質疑・異議の有無を確認し、異議なく承認された。

議案第7号
大阪連合会平成25年度 被用者保険運営円滑化推進事業報告

議案第8号
大阪連合会平成25年度 被用者保険運営円滑化推進事業収入支出決算
 以上、議案第7号と議案第8号を一括提案し、事務局から説明。異議なく承認された。
 
 総会終了後には、来賓として出席された健保連本部の白川修二副会長から、医療保険を取り巻く中央情勢について報告があった。続いて、とかしきなおみ衆議院議員(大阪7区・自民)を講師に招いて時局講演会が開催された。

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