広報誌「かけはし」

■2012年8月 No.491

 健保連大阪連合会は7月25日、大阪市北区のホテルモントレ大阪で平成24年度第1回総会を開催した。総会には、出席組合146組合、委任状提出43組合、合計189組合が参加した。
 議事に先立ち、安藤会長からあいさつ。(安藤会長のあいさつ[要旨]はこちら)続いて、来賓として出席した近畿厚生局の中元京和保険課長からあいさつがあった。
 中元保険課長は、そのなかで近畿厚生局管内289組合の状況について報告した。それによると、平成23年度決算では61組合が経常収支黒字、228組合が赤字。24年度予算では27組合が黒字、262組合が赤字となっている。
 また、同課長は厳しい財政状況は続くと示唆し、とくに@組合事務の効率化をはじめとしたコスト縮減、A被扶養者を含めた特定健診・特定保健指導の積極的な取り組み、B後発医薬品のいっそうの使用促進対策実施、C柔道整復療養費の内容点検等、適正化への取り組み――などを要請 した。
 総会は規約の定めにより安藤力会長が議長となり、議事録署名者にコカ・コーラウエストグループ健康保険組合、しんくみ関西健康保険組合を指名したのち、議案の審議に入った。


議案第1号
学識経験理事選出の同意
     
  (議長をパナソニック健康保険組合・大阪連合会副会長組合に交替)  
 議長は、平成24年4月2日開催の平成24年度第1回理事会で、会長 安藤力氏と専務理事 置田榮克氏を規約第12条第3項、第4項、第5項に規定する学識経験理事として選出したので、「本総会において同意を得たい」と説明。全員が異議なく賛意を表 し、安藤力会長、置田榮克専務理事の学識経験理事選出に同意した。

議案第2号
監事の選任
     
  (議長を安藤会長に交替)  
 監事は規約第12条第6項の規定により、総会において選任することになっているため、次の3組合を監事に指名し全員異議なく選任された。

  カネカ健康保険組合
  タカラスタンダード健康保険組合
  島屋健康保険組合

議案第3号
顧問の委嘱
 
 議長は、次の4氏に引き続き特別顧問および顧問を委嘱したい旨説明、全員の賛同を得て委嘱した。

  特別顧問  岡澤元大氏
  特別顧問  加藤幹雄氏
  顧   問  内田一男氏
  顧   問  早司欣弘氏

議案第4号
大阪連合会平成23年度 事業報告

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議案第5号
大阪連合会平成23年度 収入支出決算

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議案第6号 
大阪連合会平成23年度 収入支出決算残金処分
 以上、議案第4号から議案第6号までの3議案を一括提案し、事務局から各議案を詳細に説明。監事組合を代表してカネカ健康保険組合から監査結果を報告。質疑・異議の有無を確認し、異議なく承認された。

議案第7号
平成23年度 被用者保険運営円滑化 推進事業報告

議案第8号
平成23年度 被用者保険運営円滑化 推進事業収入支出決算
 以上、議案第7号と議案第8号を一括提案し、事務局から説明。異議なく承認された。
 
 総会終了後には、来賓として出席した健保連本部の稲垣恵正理事から、中央情勢について、同じく渡辺金次郎総務部専任部長から、特定健診・特定保健指導の概要について報告された。

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