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平成24年度予算概算要求へ要望書提出 |
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平成23年5月、健保連は「平成24年度予算概算要求に向けた個別要望事項」をまとめ、厚労省に提出した。
平成23年度は、過去最悪の4割の健保組合が保険料率を引き上げたにもかかわらず6000億円を超す赤字を計上するなど、健保組合の深刻な財政状況を訴え、負担増緩和策の継続・拡充など、適切な措置を講じるよう要望した。
また、民主党へは6月、健保財政が厳しい状況にあることに加え、東日本大震災の影響による保険料収入の減少や医療費の増加を踏まえ財政支援の継続・強化を要望した。 |
A |
24年度診療報酬改定に関する要望 |
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中医協の支払側委員6団体は、平成23年11月健保連の平井会長ら各団体の会長、理事長、組合長の連名による「平成24年度診療報酬改定に関する要望」を小宮山厚労相に提出し、医療保険制度の危機的な財政悪化の状況などを踏まえ引き上げ改定を回避するよう求めた。 |
B |
平成23年度健保組合全国大会 |
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平成23年11月、東京国際フォーラムで健保組合全国大会を開催し、「皆保険維持に向け、納得できる公平な負担を!」を副呼称に、@現役世代が納得できる公平な制度改革の早期実現、A高齢者医療制度に対する公費投入の拡充と安定財源の確保、B制度の維持安定に不可欠な健保組合方式の堅持、C改革実現までの健保組合に対する財政支援の実施、の4項目を会員健保組合の総意として決議した。また、当日は関係省庁、政党、国会議員に対して、健保組合の窮状を訴える要請活動を実施した。 |
C |
平井会長 新年の挨拶 |
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昨年の全国大会での4項目のスローガンの実現を期すとともに、健保組合は、自主自立の精神に基づいて「健康を創り・守る」ために保険者機能を十分に発揮し、さらなる充実・強化を図っており、それが重要な存在意義の一つであると自負しており、これからも「保険者機能を最も効果的に発揮できる健保組合方式」を制度の中核としており、発展させていきたい、との強い決意を述べた。 |
D |
健保連が「医療保険制度改革の考え方」を公表 |
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平成24年3月、健保連は、社会保障・税の一体改革への対応の一環として、健保組合将来財政の概算と、これを踏まえた「一体改革の考え方」をまとめた。
概算で明らかになった組合財政の窮状を背景に、高齢者医療制度への公費拡大の必要性を改めて提案した。 |