けんぽれん大阪連合会

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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

高額薬剤が健保財政を圧迫!

当組合は、保険料率が協会けんぽの料率を超えると解散するということが既定路線となっております。平成20年以降、高齢者医療にかかる拠出金が保険料収入の50%を超える負担を強いられており、厳しい財政状況が続いております。

近年、超高額薬剤の保険適用により、患者にとっては大変ありがたいことですし、難病の治療薬が保険適用されることは、日本の医療にとっても大きな進歩ではありますが、その反面、保険財政を圧迫する要因となります。

現在、日本で一番高い薬剤は、令和2年5月に承認された脊髄性筋萎縮症治療薬「ゾルゲンスマ」1本約1億6708万円。2歳未満の乳幼児に1回限り使用が認められています。

令和5年2月、支払基金の請求金額を何度も見返しました。通常、1カ月1億6000万円程度の医療費が3億4500万円。何が起こったのか。レセプトを調べると、なんと「ゾルゲンスマ」を使用した1億7706万円の請求があったのです。このレセプトは健保連の令和5年度の高額レセプト上位100位中5位に入っていました。

また、本年1月請求分では、白血病治療薬「キムリア」を使用した3586万円の請求がありました。この方は前期高齢者で、2年後の前期高齢者納付金の影響がどうなるか心配しています。

今回は準備金と健保連の高額医療交付金により何とか凌げましたが、今後高額薬剤の請求が増加すると、組合財政は逼迫し、保険料率を引き上げ、協会けんぽ水準を超えて解散か?

(第1地区 M・U)

大阪・関西万博に行ってきました

今年の一大イベントと言えば、何といっても大阪・関西万博でしょう。

開催前は中止を求める声があがり、「工事が間に合うのか」とか、「行きたいと思わない」といった意見もありました。ところが、いざ始まると、いろいろと問題が指摘されたのがうそのように、入場者数は日に日に多くなりました。公式キャラクターの「ミャクミャク」にいたっては、気持ち悪いと言われていたのが、遂には「ミャクミャク様」と呼ばれるほどになりました。(えらい変わりようです)  

私も5月後半の土曜日に万博に行きました。あいにくの雨天で、大屋根リングからの夕日やドローンショーを見ることはできませんでしたが、雨天で皆さん早く帰ったからなのか、夕方から5つの海外パビリオンを回ることができました。人気のアメリカ館、フランス館、イタリア館などには入れませんでしたが、普段あまり慣れ親しむことのない国に触れることができ、これも万博の意義なのだろうと思ったところです。

その2週間後、夜間券で2回目の万博に行きました。そうそう開催されるイベントではありません。予約が取りにくい、待ち時間が長いという問題はありますが、それも含めて万博と割り切って楽しまれてはいかがでしょうか。

(第2地区 T・Y)

「暑熱順化」スキルで万博を楽しむ

大阪・関西万博が開催中で、世界中からたくさんの人が集まっています!

新しい技術や文化を体験できる貴重な機会ですが、屋外イベントも多いため、熱中症が心配です。最近、昔の夏よりも暑く感じることが多く、特に今年は6月から梅雨なのに既に気温が高く、早々と夏本番の雰囲気が漂っていますよね。

熱中症対策としては、暑い場所を避けるのが一番ですが、それでは万博を十分に楽しむことができません。そこで大切になるのが「暑熱順化」だと思います。これは、身体が暑さに慣れることで、体温調節機能を向上させて熱中症のリスクを減らすとされています。

健康・医療をテーマの一つに掲げる万博で、健康を損なってしまっては意味がありませんから、出かける前に、少しずつ外出して暑さに身体を慣らしておきたいものです。また、こまめに水分を補給し、具合が悪くなる前に積極的に日陰で休憩を取るのも大切ですね。

地球温暖化が身近に感じられるこの頃、万博をはじめとしたさまざまな屋外イベントを楽しむためには、計画的な暑熱順化と適切な水分補給、休憩で体調をコントロールするスキルはますます不可欠になっていくと思います。新たなスキルを身に着けて、楽しく夏を乗り切りましょう!

(第3地区 S・K)

投稿規定

  • 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
  • イラスト、写真も歓迎します。
  • 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
  • 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
  • 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)