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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

どこに消えた?

随分と前の話にはなりますが、在阪の某病院で婦人科検診を受診した際、「子宮筋腫」があるとの診断を受けました。その後、担当した医師の指示に従って、3カ月後と半年後も再検査を受けました。その結果、筋腫の大きさに変化は見られないということで、1年毎の検査となり、その都度、エコー検査も行っていました。

しばらくしてその担当医が退職され、その後の検査をどうしようかと思案していたとき、たまたま別の病院で人間ドックを受診する機会があり、同時に婦人科の検診も受けました。結果は「異状なし」とのことでした。「あれ、子宮筋腫は?」。

そうこうしているうちに親の介護などで超多忙となり、子宮筋腫のことはすっかり忘れ、あっという間に2年ほどの月日が経過。ようやく一段落ついた頃、左下腹部が腫れてきて痛みを感じるようになりました。検査の結果は「卵巣がん」。早期の発見ではあったものの、転移のリスクを考慮してリンパ節や他臓器の摘出手術を受け、化学療法も3クール受けることとなりました。

執刀した医師との会話の中で、別の病院で「子宮筋腫」と診断されていたことを伝えると、「えっ!子宮筋腫は無かったですよ!」とあっさり否定。あの長期間の検査は一体何だったのか。未だに謎です。

(第1地区 匿名希望)

十分な睡眠確保できていますか

睡眠は心身の健康にとって、とても大切である。しかしながら、日本人は睡眠を削ることに対して無頓着なところがあるようで、日本人の平均睡眠時間は他の国と比較しても短いという。かくいう私も睡眠時間は5時間程度で、十分な睡眠が取れているとは言い難い。

そのせいか、目覚めも悪く、スマホの目覚ましアラームは複数回鳴らさないと起きられないのが日常である。  

睡眠不足の蓄積は、日中の眠気を引き起こすだけでなく、生活習慣病のリスクの上昇にも関与する。一方で、高齢者の場合は、睡眠が長すぎると認知症のリスクが高くなるといわれている。それなら睡眠時間さえ気にしておけばよいのかと思えば、目覚めた時に体が休まったと感じる「睡眠休養感」が得られているかといった、量ではなく質も重要で、質の高い睡眠によって幸福感が高まるというから奥深い。

日常的に質、量ともに十分な睡眠を取ることで健康寿命の延伸にもなると言われれば、健康保険組合に従事する身としては知らぬ顔はできない。すっかり習慣化している寝る前のスマホの使用を反省し、夜は早めにスマホを置いて布団に入ることを心掛けたいと思う。

(第2地区 M・N)

「Win-Winの親切」って・・・やっぱり難しい

ある週末、自宅から早朝の電車に乗って友達との懇親の場に向かっていたときの出来事です。電車は、がらがら。当然、私は席に腰を下ろしましたが、しばらくすると、すやすやと深い眠りに落ちてしまいました。

何やら人の気配を感じて目を覚ますと、人でごった返している景色とともに、目の前に70代後半と思しきご夫婦が。しかもご主人は杖を持っているではありませんか。「しまった、いつから立っていたのだろう」と、焦った私。すぐに立ち上がり「私はもう降りますから」とご夫婦にお声がけ。ところが、「私たちもすぐに降りますから大丈夫です。本当に気になさらないでください」の一点張り。

よく見ると、服装もこれからハイキングって感じでしたし、そこまでおっしゃるならと再び席に腰を下ろすと、電車は次の停車駅へ。そのとたん、ご夫婦の奥様が私の斜め向かいのあたりで「お父さん、ここ空いた。早く座って、早く早く!!」と、必死に声を発しているではありませんか。

そこまで必死にご主人を座らせようとするなら、なぜ私の申し出を断ったのだろうか。私の見た目が悪かったのか。はたまた、声掛けの仕方がまずかったのか。

原因は謎ですが、改めてWin-Winの親切って、難しいものだなと感じた瞬間でした。

(第3地区 I・S)

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