健保問答
第527回
Q
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健康保険の保険料は、一般保険料・特定保険料・調整保険料で構成されていると聞きましたが、どのように区分がされているのでしょうか。
A
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各保険料については、次の目的ごとに決められています。
- 一般保険料は、保険給付費、保健事業費、事務費等の健康保険組合の事業運営のために要する保険料
- 特定保険料は、前期高齢者納付金や後期高齢者支援金など、高齢者等の医療を支えるために健康保険組合が支払う費用にあてる保険料
- 調整保険料は、健康保険組合の共同負担事業を行うための保険料(1000分の1.3を基準として、健康保険組合連合会が健康保険組合の財政状態に応じて保険料率を定める)
この他に、介護保険にかかる保険料があり、40歳以上65歳未満の被保険者(介護保険の第2号被保険者)の保険料は、健康保険組合が徴収することとなっています。