投稿 言わしてんか!聞いてんか!
「ちょこっと運動」戦略の効果

最近友人と会うと、必ず出る話題「あそこのコンビニ跡にできたよ」「駅前にもあったよ」。そう、たった1年の間にフィットネス各社で会員数ナンバーワンとなったあのコンビニジムのことだ。
30年以上スポーツクラブに通っている私としては、普段の服装や靴のままマシンの使い方の動画を見てトレーニングするなんて、邪道なんだよって思った。筋トレはフォームが命なんだよと。しかも、本格的なボディメイクを展開していたグループの対照的な戦略に驚いた。
なんと、セルフエステやホワイトニングまで使い放題だという。思わず気になってしまった。運動の「こうあらねば」を、そしてトレーニングジムの常識を取り払ったのだ。
一方、我が健康保険制度も本年12月2日からは、それまでの常識を取り払わなければならない。みんな当たり前に持っていた健康保険証の発行が廃止となるのだ。現状のマイナ保険証の利用率を急拡大させなければならない。
今後の利用率や利用促進に向けた取り組みが、後期高齢者支援金の加算・減算制度や、保険者インセンティブ制度の加点評価・業績評価等に取り入れられる見通しのなか、結果にコミットする施策に頭を悩ませているのである。
(第1地区 匿名希望)
総論賛成・各論反対

オンライン資格確認が導入され、現状の健康保険証が廃止される期日に着々と近づいてきている。それに合わせて、資格確認書や資格情報のお知らせの発行も必要となっている。
医療のデジタル化について、その方向性は誰もが賛成するものと思うが、それに対する具体的な対策が出されるにつれ、「えっ、そうなるの」と疑問に思うことが多々ある。総論賛成・各論反対ということであろうか。
なぜ、このように総論の方針レベルではOKなのに、各論の具体策レベルになるとNGとなるのか。
「総論は理想」。考え方や方向性に対してはよほどの間違いでもない限り、皆がそうだと思える。一方、「各論は現実」。そうは言っても実態はこうだから、こんな時、あんな時はどうする、などと意見が割れ始める。こうした経緯を経て、各論は一定数が賛成されるレベルにブラッシュアップされていくはずである。しかし、健康保険証廃止についてはどうも、
「現状の保険証を廃止までしなくても良いのでは」「資格確認書やお知らせを発行するなら結局は同じでは」「事務負担軽減と言われているが、逆にマイナ保険証利用で負担が増している」など、様々な意見が渦巻いていると思う。まあ、決まったことだし、総論賛成各論賛成で進まなければなるまい。
(第2地区 S・H)
禁煙のすすめ

禁煙して1年が経過しました。かねがね禁煙したいという思いはあったものの、きっかけがなくずるずると時が経過し、2020年に健康保険組合の役員となったことが、背中を後押ししてくれました。ちょうど、健保組合でオンラインの禁煙プログラムの提供を開始したタイミングでもありました。
実は10年ほど前にも禁煙外来に通院し、禁煙したことがありました。しかし、当時はまだ喫煙できる飲食店もそれなりにあり、周囲からもらいたばこをしているうちに数カ月で元通りの喫煙者に戻ってしまいました。現在は、喫煙できるような飲食店も限定され、そうした誘惑も断ち切りやすい環境にあります。
また、喫煙はストレス解消の一助になっていると思い込んでいました。いざ禁煙してみると逆に喫煙がストレス要因になっていたことにも気づかされました。喫煙後の臭いは自分自身でも気になるものでしたし、街中で喫煙所を探しまくるという行為から解放されたことも大きいです。喫煙所では異なる職場の方とコミュニケーションを図りやすく、貴重な情報を得ることもでき、私にとって有用なことも多々ありましたが、総合的に禁煙して良かったなと思っています。
今どきの喫煙者は岩盤層と言われることもあります。私と同じように禁煙に向け逡巡している方がおられれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(第3地区 T・I)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
- イラスト、写真も歓迎します。
- 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
- 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
- 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)