投稿 言わしてんか!聞いてんか!
前期高齢者納付金2024

健保組合の仕事の中で一番心臓に悪いのは、社会保険診療報酬支払基金の診療報酬請求内訳が回ってきて、前期高齢者医療費が目に留まるあの瞬間である。
2024年度から前期高齢者納付金の計算で給付費に3年間平均値が導入され、今後そのような緊張感から多少開放されるのは朗報なのだが、納付金の年度ごとの変動幅が縮小するということであって、通算すれば負担自体は依然と同じだ。
一方、報酬水準に応じた調整の導入は、平均以上の報酬レベルにある当組合にとってはかなりの負担増となる。昨今、適用がらみで保険者努力ではどうにもならない高額な前期高齢者給付費が張り付いてきた。その額に2桁の加入者調整率を掛けられ負担してきたのだが、今後はそれが更に報酬調整率が乗じられたものとなる。法律上の制約があるのかもしれないが、応能負担であれば、単純な総報酬割の部分導入ではダメなのか。
更に、超高額薬剤の長期使用者がおり、義務的経費における給付費部分が押し上げられることで、なかなか特別負担調整の対象基準にヒットしてくれないところも当組合にとっては痛い。
今後、医療の高度化による高額医療費の発生増加や適用拡大による前期高齢者の流動化など、中小規模の健保にとっては“たまたま”起こったことに翻弄される機会が増えるだろう。まだまだ胃の痛い日々は続きそうだ。
(第4地区 K・Y)
休日のすごしかた

皆さんは休日をどのように過ごしていますか? ふと振り返ったときに、「休日を無駄にしているのではないか」との考えが頭をよぎる方もおられると思います。そこで、私自身が休日を有意義に過ごすため、いくつか実践しているものを紹介いたします。
①「スーパー銭湯で疲れを癒す」。スマホやパソコンからも離れてリラックスでき、精神的にも身体的にも癒されます。サウナがあれば尚良し。
②「図書館で気になる本や雑誌を読む」。静かな環境で一日中好きな本や雑誌を読んで過ごせます。また、静かな環境で自分を見つめ直し、気持ちを整理するのにも役立ちます。
③「ジョギング・ウオーキングなどで自然に囲まれ心身のリフレッシュをする」。遠出は旅費も時間もかかりますが、地元なら手軽なので、地元の観光旅館やビジネスホテルなどに宿泊し、温泉と食事を楽しみます。久しぶりに地元の名所などを問すれば、新しい発見があるかも?です。何より、自宅とは違った環境で一日過ごすことで気分転換にもなります。
以上、ご自身のライフスタイルに合ったものがあれば、いくつかを組み合わせて実践していただければと思います。
(第5地区 H・T)
保険者負担分を知ってもらうには

コロナウイルスの検査や治療等の医療費に関して、今年の5月8日より2類から5類感染症に引き下げとなったことで、「今まで国が負担していた医療費が、これからは受診者負担に変更となるのが大きな違い」と当時の新聞やテレビで報道されていました。
この報道だけをみると、それまでは国が医療費全額を負担していたかのように映ります。しかし実際は、公費負担は受診者の自己負担のみであって、残りは保険者負担であるにも関わらず、報道ではそのことについては全く触れられていませんでした。
私の家族も、2類相当時のコロナウイルスに係る医療費は国が10割負担してくれていたと誤った認識を持ち続けていました。
こうした誤認識は、市区町村で実施されている子ども医療費の助成等に関しても言えることだと思います。市販薬を購入すればお金がかかるが、病院に行けば無料で薬がもらえるという認識の方がおられても不思議ではないと思います。
「あなたの医療費は、窓口で支払う自己負担分については負担はありませんが、保険者負担分についてはご加入の保険者が全額負担しています」。この仕組みを正しく知ってもらうためにもっと情報を発信していかなければならないと思います。
(第6地区 Y・N)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
- イラスト、写真も歓迎します。
- 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
- 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
- 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)