投稿 言わしてんか!聞いてんか!
潜在意識では痩せたくない!?

当組合では「オンライン禁煙外来プログラム」の費用補助を実施している。毎年30人ほどの参加があり、社員からも好評である。
ところが、ここ数年の喫煙率の推移を分析したところ、新たに禁煙した人よりも、再喫煙した人の数が上回っていたことに大きな衝撃を受け、禁煙後のフォロー体制の大切さを痛感した。
人が何かを達成しようとするとき、その目標は、本当にやりたいことか、また、達成することにより、何を得たいか、どんな自分になりたいか、目的を明確にすることが最も重要だ。ここが明確でないと、同じような状況やストレス状態に陥ったとき、安易に人は元の状態に戻ってしまう。ダイエットもしかりだ。
私は「2kg痩せる!」と宣言してかれこれ5年以上が経つ。子どもたちから「言ってるだけで、痩せる気ないよね?」と言われるが、まさにそのとおりだ。「痩せてどうなりたい」という理想像に100%合意ができておらず、実は潜在意識では「このままの自分でいる方が幸せだ」と思っているのだ。
皆さんにも心当たりがないだろうか。そのことに自分で気づくことは難しい。誰かと一緒に、目的を明確にし、
(第1地区 F・U)
恐ろしや前期高連射納付金制度

2月に令和4年度の変更予算を近畿厚生局に届け出ました。健保組合に来てから初めての経験です。高額医療が立て続けに発生したのと、コロナ医療費が思いのほか膨らんだのが原因で、法定給付費が当初予算比130%超の実績見込みとなったからです。
令和5年度の予算については、ありがたいことに前期高齢者納付金が所要財源率10%弱と低額に抑えられていることもあり、経常収支は赤字になるものの、保険料率を据え置くことができ、ほっと一息付けたところです。ただ不安は残っています。
当健保は、被保険者が1000人未満の小規模健保です。法定給付費が1人で20%を占めることもあります。仮にこうした方が前期高齢者になった場合、令和5年度でシミュレーションしたところ、前期高齢者納付金が2億円増え、その増額分だけで保険料収入の35%と、現時点の準備金・別途積立金が吹き飛ぶ結果となりました。
高額医療の法定給付費を含めると、保険料収入の50%近くを1人に費やすことになります。現行の前期高齢者納付金制度は、小規模健保にとって、このようなリスクを抱えた制度です。制御不能な高額医療負担を、一健保に管理責任として負わせるのは、おかしいのではないかと思います。
「前期高齢者の高額医療費の方がいなければ・・・」。そんなことを、ついつい考えてしまいます。ああ、なんと恐ろしきことかな。ちょっと気持ちが沈みます。
(第2地区 M・U)
還暦

今年1月に還暦を迎えました。
60年で
還暦を迎え、ますます健康のありがたみを実感します。願い事も「皆、健康でありますように」に絞られてきたこの頃です。一方で、現在の60歳は一昔前とは違うような気もします。
雇用延長も進むなか、60歳を境に賃金水準が大きく低下し、場合によっては、本人の貢献度よりも低い賃金という現状も多いのでは。最近、新入職員の賃上げが大手企業で目立っていますが、保険制度の面からも、健康でやる気に満ちた再雇用者の報酬水準の見直しが必要だと感じています。
健康で働けるよう、私自身も健保に移って禁煙はできましたが、やや肥満気味で、食事・運動等の新たな取り組みが必要です。
「さあ、生まれ変わったつもりで新しいことに挑戦しよう」、と日記には…。
(第3地区 E・W)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
- イラスト、写真も歓迎します。
- 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
- 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
- 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)