投稿 言わしてんか!聞いてんか!
健康の秘訣!?

健保の保健事業に絡めて、私が尊敬している2人の人を紹介したい。
1人目は、影絵作家の藤城清治さん。今年99歳という年齢ながら、新しい美術館の創設に精力的に取り組んでおられる。
2人目は、鞄の制作・販売を行う「G3ソーイング」の通称G3。80代になって初めてミシンを踏んだとのことだが、持ち前の職人気質を生かし、独学で鞄づくりのノウハウを学び、今や売り切れ必至の人気ぶりである。
お二人に共通するのは、仕事に生きがいを感じ、それが日々の活力になっていること、健康のために食事や睡眠、運動など規則正しい生活習慣を守っていることである。「生きがい」があれば、誰かに強制されずとも自ら健康になる生活を選択する。
そこで、健保の保健事業で、年齢に関係なく生きがいをもって働く人々の姿を紹介するのはどうだろうか。
私自身もぜひお話を伺いたいという気持ちから、そんなアイディアが浮かんだ。
(第1地区 K・M)
不思議な出来事

数年前、妻の病気が落ち着いていることへの感謝とこれからの健康を願い、西国33カ所巡りをしていました。
小高い山の頂にある施福寺というお寺に参拝した時のことです。無事終え、下山してあと少しで駐車場というところで、急に妻が「気分が悪くなった」としゃがみこんでしまいました。この時は介護しながら何とか駐車場まで行き、帰宅することができました。
その数か月後、最後まで完遂できなかったので、再度、施福寺に参拝することにしました。水分をよりこまめに、休憩も充分に取りながらお参りを済ませました。ところが、また前回と全く同じ場所で妻の気分が悪くなってしまったのです。
それから1年ぐらいが経ち、忘れかけていたある日、「やっぱり悔しいからもういっぺん施福寺にお参りに行かへん」と妻からの一言があり、もう一度挑戦することにしました。
「三度目の正直」、「二度あることは三度ある」・・・。一層気を付けて、因縁の場所を緊張しながら通過できた時は、自然と二人とも笑みを浮かべていました。
いまだに「あれは何だったんだろう」「何か仏様が伝えたいことがあったんだろうか」と思いつつ、「健康」が当たり前ではないということに気づかせてもらった出来事でした。
(第2地区 H・M)
出産育児一時金の増額がやってきた

4月から出産育児一時金の支給額が42万円→50万円に引き上げられます。少子化対策の一環とのことですが、それなら、出産後の育児・教育を支援いただく方が「生活維持に関する不安を和らげる」という意味では効果的では?という雑念が頭をかすめます。
個人の感想はともかく、組合のスタッフとしてはやるべき準備をしなければなりません。支出額を見積り、予算作成にとりかかりましたが、この2割弱の増額で積み増す支出が意外と大きいことに驚きました。
コロナ禍からの回復半ばで保険料の増収が見込みづらい中、高齢者医療への拠出金の大幅増に加えて、この支出はかなりこたえます。せめて、支出に対応した収入が計上できれば良いのですが、緩和措置たる公の補助金も、予算段階では最低限しか計上できません。前年に比して支出だけが飛び出した予算の数値を見ていると、何とも言えない気分にさせられます。
少子化対策の必要性は承知しています。何より組合員の皆さまに対する支援の一助となるなら、何も言うことはありません。
それでも思ってしまう一言は「これって、健保の枠組でやらなきゃいけないの?」
(第3地区 Y・T)
投稿規定
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