投稿 言わしてんか!聞いてんか!
久々の東京

昨年10月に業務委託先実地監査のため、東京へ出張してきました。新型コロナがはやる前にプライベートで上京して以来3年ぶりのことです。
日曜日の新大阪7時15分発ののぞみに乗車したのですが、全国旅行割が始まったところで、ほぼ満席状態だったのに驚きました。
日曜日は私用で親戚の家を訪問し、渋谷のホテルに宿泊しました。関西ではほとんど見かけることはなかったのですが、外国人観光客の入国が緩和された直後で、久々に外国人の姿をみたような気がしました。
月曜日、火曜日で業務委託先を2件ずつ回りました。当然といえば当然のことですが、どの業務委託先も“監査慣れ”しており、個人情報の「管理体制組織図」等を準備してくれており、比較的スムーズに監査を終えることができました。
うち3社は執務室内の天井に監視カメラが複数あって、業務を委託している側としては安心ですが、監視される側に立った時のことを考えると、あまりいい気はしませんよね。委託先の社員さんたちに感謝。
それにしても、東京の通勤時間帯の人の多さには、何歳になっても慣れません。私はやっぱり関西がエエわ。
(第1地区 T・H)
口腔ケアは、甘い味!?

キャラメルが嫌いだ。
幼少期、口に入れてかむと、決まって「ガリッ」と硬い音がした。舌先で奥歯をなぞっていくと、ポッカリと穴があいているのが分かる。詰め物が外れてかんでしまっていたのだ。この、大きな「クレーター」が怖かった。
当時、百貨店の地下売り場で、ぐるぐる回る円台にお菓子を積み上げたコーナーが人気だった。チョコやクッキー、キャラメルやヌガーもあり、目を輝かせて選んだものだ。
しかし、家に帰ってキャラメルをかみ始めると、詰め物がいつも外れてしまう。そのたびに歯医者に行くのだが、新たな虫歯が見つかり、あの「チュイ~ン」という嫌な音とともに、激痛の恐怖に襲われるのだった。それ以来、キャラメルは食べないことにしている。
あれから約45年。新型コロナが猛威をふるう中、ベテラン歯科医から良い話を聞いた。「口の中を清潔にすることが免疫力アップにつながる。口腔ケアは今、特に重要だ」と。
確かに、予防歯科は医療費節約にもなるし、歯医者に行くのが大事だと理解はできるが、やはり気が進まない。でも、コロナも怖いから免疫力をアップしたい。どうしよう……。
そうだ、この際、キャラメルを食べてみようか。
(第2地区 H・T)
保険料の応分負担について~被扶養者分の保険料割増~

当健保はここ数年、医療費と高齢者医療への拠出金が保険料収入の100%前後となっています。収支をバランスさせるため、これまで保険料アップと補助金等、積立金等繰り入れで対応してきました。しかし、積立金が目減りし、保険料率も協会けんぽの後ろ姿が見えてきております。さらに、数年先を見ると行き詰まり感がかなりあるのが現状です。
保険料収入に占める医療費の割合は50~60%の間で推移しています。これには当健保の扶養率が1.0を大きく上回っているという構造的な要因もあると思っています。
昨年、健康保険法制定100年を迎えました。今後、さらに健康保険を持続可能なものとしていくのには、新たな対応も必要な気がしています。
扶養率が高い当健保の発想にはなりますが、例えば、被扶養者分について割増の保険料負担(家族保険料的なもの)という考えもあってよいかと思います。もちろん保険料負担増、年金制度との関係、少子高齢化対応など難しい問題も色々ありますが、国民健康保険や後期高齢者医療制度では被扶養者概念はなく、世帯人数に応じて保険料を負担する制度となっています。健康保険においても支払保険料と保険給付との応分負担の考え方の是非について検討してみてはと思います。
(第3地区 M・Y)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
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- 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
- 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)