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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

我が健保 行革への第一歩

「割印て必要?」この言葉からすべては始まった。

「押す場所をどれぐらいずらせばいいのか?」、「押印が必須な書類はどれ?」などなど、割印にまつわる作業は、これといったルールがないのが実情である。

割印の目的をネットで検索してみると、「2つ以上の文書にハンコをまたがるように押すことによって、どちらか一方の文書が改ざんされたり、原本を不正にコピーされたりといったことを防ぐこと」とある。

文書の電子化が進み、誰が、いつ、どこに、手を加えたのか、といった文書作成の履歴をログで追跡することができるようになった現代においては、割印の必要性は低くなってきたと考えざるを得ない。

そこで、健保組合業務のバイブル『健康保険法、施行規則、事業運営基準』を引っ張り出し、割印の必要性について片っ端から探してみた。念のために関係各所にも確認したが、定めたものはなく、めでたく割印廃止と相成った。

昔からの慣例に流され、意味や根拠を理解しないまま、漠然と続けていた典型例に他ならない。2022年4月に健康保険法制定100年を迎えた歴史のある健保組合業務、なかには同様のケースが数多くあるのではないか。昔からの慣例にとらわれず、時代に即した対応をとる勇気を持ちたい。

(第1地区 K・M)

所要時間は3分です

先日、郵便受けの中に「マイナンバーカード交付申請書在中」と書かれた封書が入っていたため、先延ばしにしていたカードの申請を行いました。健保組合で働く者として、マイナンバーカードを作成することのメリットは十分に理解しているつもりでしたが、恥ずかしながら「申請手続きが面倒くさそう」という理由で放置しておりました。

実際に申請してみると、驚いたことにわずか3分で手続きが完了しました。参考までにスマートフォンでの申請手順を紹介します。  

①スマホで顔写真を撮る

②封書に入っている交付申請書のQRコードをスマホで読み取る

➂表示された画面に従いメールアドレスなどを登録する

④登録したメールアドレスに連絡が届くため指示に従い顔写真と必要事項を登録

以上、4工程で終了です。所要時間3分の内、一番時間がかかったのは自分の顔写真を撮る工程です(誰も気にしないのに…笑)。

今後一カ月ほどでカードが完成し、指定の交付場所へ取りに行くという流れだそうです。これで晴れて「私もオンライン資格確認が利用できる!」と思っているのですが、あとは医療機関側の…と、これはみなさんも思われていることなので言わずもがなですね。

まだ作成されていない方、3分です。ぜひ。

(第2地区 S・M)

介護のお世話に

介護とは無縁だった義母が90歳を過ぎて認知症が進行し、とうとう施設に入ることになった。82歳まで電車に乗って会社勤めを続けた。そのおかげか身体は健康そのもの。足腰はしっかりし、歯は全部揃っている。視力は低下していたが角膜移植で治療。さすがに耳は補聴器を使っても厳しいが…。

入所すると近親者と会う機会が制限され、その上新型コロナウイルスのオミクロン株BA.5の急拡大で面会もできなくなった。サービス利用の機会も減り、あっと言う間に要介護4に達した。施設によると「認知症の進むスピードがコロナ前と比べてかなり早くなっている方が多い」との事。義母には介護保険をありがたく利用してもらいたい。

一方、支える側の立場で見ると介護保険料の27%(3.4兆円)を負担する第2号被保険者一人当たり見込額は8万1948円。年々増加の一途をたどり、早く国策を講じてほしいと思いながら淡々と徴収・納付業務を行っている。

自身はと言えば、人生100年時代と言われる中、健康寿命を全うしピンピンコロリを目指しているが、コロナ禍での唯一の楽しみは帰宅後の一杯であり、ネンネンコロリでお世話になりそうな雲行きだ。早く現状打破せねばと思っている。

(第3地区 T・S)

投稿規定

  • 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
  • イラスト、写真も歓迎します。
  • 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
  • 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
  • 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)