けんぽれん大阪連合会

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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

支えられること、支えること

先日、「病院ラジオ」という、病院でラジオ局を開設する番組を見たが、その日の舞台が産婦人科だった。ラジオブースに来られた患者さんや家族の話の一つで、次のような話があった。

双子を妊娠し、喜びも束の間、胎内での栄養摂取不均衡が生じ、一人は十分な成長ができなかった。1gkに満たない超未熟児で、出産直後から小さな体への施術、投薬を行うなか、医師から治療の効果については確約ができないと、継続するかどうかの選択を求められた。

「新生児に苦痛を与えていることは、本当に良い選択なのか」と夫婦で話し合い、治療の継続をしない選択をした。とても辛い選択だったが、元気に育っているもう一人の子供や家族の支えがあったから、その後、次の妊娠も諦めず再度出産することができた、とのことだった。

制約条件はありながらも、今年度4月から、女性男性問わず不妊治療が保険適用となり、体外受精や顕微授精、人工授精のほかにも、複数の医薬品が含まれる。

法改正で患者の大きな費用負担は改善されることとなった。しかし、何よりも必要なのは家族や周囲の理解、支える優しさであると改めて感じた時間となった。

(第1地区 Y・I)

コロナ禍での生活

新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいだしてから、早や3年目となりました。感染防止のため、外出を自粛したり、常時マスクを着用したりと、私が生まれてから経験したことのないことばかりが起きています。

業務においても、リモートでの会議や組合会を書面で審議するなど、人が集まることが難しい世の中になっています。世間ではテレワークが浸透し、時間を有効活用できています。しかし、お互いの考えの理解や共有することに支障があるとの意見もあるようです。  

確かに窓口業務を行っていたとき、電話では理解を得られず、窓口で納得された方が少なからずおられました。便利になることはいいことだと思いますが、無駄や面倒だと思われることも必要なのかなと思っています。

昔は、仕事が終われば毎晩飲みに行き、いろいろ話をしていました。現在は飲みに行くにも気が引ける状態です。そのため、巣ごもりで楽しめることはないかと考え、衛星放送と契約し、古い映画や好きな野球を試合開始から終了まで堪能できるようになりました。旅番組があれば、酒や料理のお取り寄せなどをし、楽しんでいます。早く「何も気にせず楽しく食事ができる日がくればいいなあ」と思う日々です。

(第2地区 K・K)

キャッシュレス化

 「日本はキャッシュレス後進国」といわれています。私も、これまでは支出の管理がしやすいという理由でずっと現金主義でした。

キャッシュレス決済は、会員登録や口座ひもづけ、本人確認申請などが面倒であることと、利用額を把握できず、後日とんでもない請求が来てしまうのではないか、という二つの理由で利用を避けていました。しかし、昨年末にポイント還元があるというチラシを見つけ、重い腰を上げてようやくバーコード決済を利用し始めました。

すると、現金にはなかった支払いのスムーズさや、還元率の高さ、紙幣・小銭を管理するという煩わしさがなくなり、とにかくメリットが大変多いことに気づきました。そして、今では公共料金の支払いに対応したキャッシュレス決済も増えているようです。

私どもの健康保険組合には、診療所や健診の受付業務があるため、必ずお金のやりとりが発生します。現在では現金のみの取り扱いですが、キャッシュレス決済を導入することができれば、支払等がスムーズになり利便性が向上すると思います。

また、コロナ禍において懸念される接触を最低限にできるなど、健康面においても安心できるのではないかと考える今日この頃です。

(第3地区 T・F)

投稿規定

  • 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
  • イラスト、写真も歓迎します。
  • 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
  • 原稿は地区会の広報委員へ送ってください。
  • 問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715)