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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

納付猶予制度って?

2020年3月10日、厚生労働省保険局保険課から「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う保険料等の取扱いについて」というタイトルで事務連絡が届きました。内容は、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う健康保険料の納期限の延長および納付猶予の取り扱いについてでした。

「保険料の納期限の延長及び納付猶予については、新型コロナウイルス感染症により事業所に発生した状況に応じて、従前どおり、各保険者において、適切な措置を講じられたいこと」という文面と、参考条文の抜粋だけでありました。

その後、4月3日に保険料の納付猶予の実態調査の事務連絡が発出されました。当健保組合では、災害等に係る納付猶予の事例がないため、早速、保険局保険課の担当者に照会しました。①納付猶予申請書を受理して、猶予扱いとなるのか②猶予は厚生局の認可でなく、理事長の承認でよいのか③納付猶予申請書自体の様式がないので、ひな形を示してほしいと要望しました。

そして5月7日、ようやく健康保険組合用の納付猶予の取り扱い、申請書の様式が示され、ホッとしたことを思い出します。

許可した納付猶予の保険料の納期限は1年間です。完納した事業所もあれば、未納の事業所もあります。1年経過後に納付すれば、当然延滞金が発生します。延滞処分の経験が少ない我々に、だれか延滞金自動計算ソフトを提供してもらえませんか。

(第4地区 匿名希望)

夢物語

暑い夏もそろそろ季節の変わり目へと近づいているでしょうか。

さて、夏といえば毎年頭の痛いことがあって、決算書を見ながら皆さんにどう説明したらよいのか悩むことが恒例となっています。

ということで、当健保の決算の話をひとつ。被保険者数は、対前年度末比13%増、被保険者平均年齢は26歳、扶養率0.72、平均標準報酬月額は対前年度比16%増、経常収支比率は10対6の大幅黒字、実質保険料率43‰…。ここまで書くと、そういう夢を見たというオチの話かと思われるかもしれません。

実はこれ、今年設立50周年の節目に古い資料を漁って出てきた当健保の数字です。設立直後の49年前は保健事業も現在より多種多様に行い、なおかつ保険料収入の4割分が黒字額として手元に残る時代の決算内容です。

方、今は当時と比べ被保険者数1.4倍に対し保険料収入は14倍以上になっているにも関わらず、毎年赤字が続いている状況です。原因は言わずもがなで、やむを得ないことだとは思っています。しかし、こうして組合員から集めた保険料を組合員のために使えることが当たり前の時代の決算を見るにつけ、やっぱり何かおかしいんじゃないかと思ってしまいます。

一度でいいから「皆さんからいただいた保険料の4割は使わず残せました」のような報告をしたいものですが、それこそ夢物語ですね…。

(第5地区 H・O)

かくれんぼかな?コロナワクチンはどこへ行った

皆さんは新型コロナワクチンの接種を終えられましたか?

ワクチン接種がスタートし始めたころは政府も大々的に広報し、我々も早期に接種できるのかなと期待したものです。接種対象者が高齢者や医療関係者が優先されたのは仕方ないことですが、その後、一日の接種目標回数が100万回とされたころから、何か世間の様子が変わってきたように感じました。

大規模接種会場が設営され、自治体の接種会場も次々にスタートし、おまけに目標回数達成のため、職域接種まで始まったのには驚きでした。接種会場での混乱や接種予約が高齢者には困難なことも、混乱に拍車をかけたと思います。

すると突然、今度はワクチンの供給が見通せなくなり、接種予約をストップすることになり、もはや、何が何だか分からないカオス状態です。

組合会でもワクチン接種に関する質問もあり、返答に窮しました。翌日の接種予約のため、深夜から受付に並んだり、電話がつながらなかったりとマスコミをにぎわしたのも、ワクチン接種の期待感の表れだと思います。

の記事が掲載されるころには、隠れた鬼(ワクチン)が現れ、みんなが安心してワクチン接種ができていることを願っています。

(第6地区 Y・K)

投稿規定

  • 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
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