個人情報保護法においては、個人情報を第三者に提供する場合、原則として本人の同意が必要となります。ただし、�@委託先への提供、�A合併等に伴う提供、�Bグループによる共同利用――については、法律上、第三者提供に当たらないこととなっています。
クラレ健康保険組合では、事業主と共同で下記事業を効率的・効果的に健康診断や保健事業を実施することにしております。
従って、法律で求められている共同利用の範囲、個人データ、利用目的、個人データ管理責任者名について、次のように公表いたします。
１． 事業主との共同事業について
	当健康保険組合では、被保険者の健康を守り、効率的・効果的な健康管理事業を実施するため、事業主と共同で次の事業を実施します。
	・ 健康診断(法定健診、法定外健診) ・ 保健指導、運動指導、心理相談、栄養指導 ・ 健康情報の提供・配布 ・ 健康管理講演会、研修会、メンタルへルスセミナー等
２． 共同事業と共同利用する個人データについて
	【健康診断項目】
	・ 内科診察（問診と聴打診、生活状況調査、既往歴および業務歴の調査、自覚症状および他覚症状の有無の検査） ・ 身体計測 身長、体重、肥満度、ＢＭＩ、皮下脂肪厚 ・ 視力・聴力検査（会話法あるいはオージオメーター） ・ 胸部Ｘ線 ・ 肺機能測定 肺活量、予測肺活量、肺活量比、一秒量、一秒率 ・ 喀痰検査（結核菌、または肺がん検診） ・ 血圧測定 収縮期、拡張期 ・ 心電図検査（安静時あるいは負荷） ・ 尿検査 蛋白、糖、潜血、ウロビリノーゲン、ＰＨ、沈渣 ・ 血清検査 尿素窒素、クレアチニン ・ 胃透視または胃内視鏡検査 ・ 便潜血反応検査 ・ 直腸・肛門触診、前立腺（触診、男性のみ） ・ 大腸内視鏡検査（精密検査時） ・ 腹部超音波検査（肝臓、胆のう、脾臓、膵臓、腎臓） ・ 肝機能検査 ＧＯＴ、ＧＰＴ、γ‐ＧＴＰ、総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、ＬＤＨ、コリンエステラーゼ、ＡＬＰ、ＬＡＰ、Ａ／Ｇ、ＺＴＴ ・ 膵臓検査（アミラーゼ） ・ 肝炎ウィルス検査 ＨＢｓ抗原、ＨＢｓ抗体、ＨＣＶ抗体 ・ 血中脂質・尿酸検査 血清総コレステロール、血清トリグリセライド（中性脂肪）、ＨＤＬ‐コレステロール、ＬＤＬ‐コレステロール、尿酸 ・ 血糖検査（糖代謝） 空腹時血糖・尿糖、糖負荷試験（60分血糖・尿糖、120分血糖・尿糖）、ＨｂＡ１ｃ ・ 血液検査（貧血検査） 白血球、赤血球、血色素量、Ｈｔ、血小板、ＭＣＨ、ＭＣＶ、ＭＣＨＣ、好中球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球、全血比重 ・ 子宮がん検査（内診、細胞診、女性のみ） ・ 乳がん検査（視触診、マンモグラフィー、超音波、女性のみ） ・ 眼底・眼圧検査 ・ 腫瘍マーカー検査 ・ ＰＥＴ ・ 運動機能検査 ・ 上記検査等通知のほか、各項目の判定結果、総合判定・指導事項
	【被保険者の属性】
	・ 会社名･コード、所属部署名･コード、社員コード、被保険者氏名･カナ、生年月日、入社年月日、性別、記号･番号、資格取得年月日、資格喪失年月日、本人住所、家族住所、郵便番号、電話番号、交替コード、 ・ 健康管理講演会、研修会、メンタルへルスセミナー等の参加者氏名
３． 健診データを共同利用する担当者の範囲について
	・ 事業主の健康診断実施担当者 ・ クラレ健康保険組合の保健事業実施担当者
４． 健診データを共同利用する者の利用目的について
	事業主との共同事業により、労働安全衛生法の目的に沿って、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進します。また、職場だけでなく、健康保険法第150条の趣旨に則り、被保険者が健康な日常生活を送れるように、健康の保持・増進に努めます。
５． 健診データの管理責任者名（もしくは名称）について
	健診データの管理責任者は、各事業所産業医、または保健師等とし、クラレ健康保険組合は事務長とする。
	クラレ健康保険組合
	理事長