薬剤師による「重複・多剤・禁忌」くすり介入プログラム【薬剤適正化】
薬剤師による「重複・多剤・禁忌」くすり介入プログラムについて
服薬内容に何らかのリスク(重複・多剤・禁忌)がある方の問題解消を図るため、服薬通知(対象者の服薬状況を記載)を発行します。
服薬通知を活用することで、異なる医療機関や薬局の間において服薬情報の共有が可能となります。医師や薬剤師は服薬通知に記載された他院が処方した薬剤情報を確認することで、多剤や重複などによる服薬リスクを回避する処方に変更することや適切なアドバイスができます。これは皆さまの安心・安全で適切な服薬に繋がり、また、同時に薬剤費の適正化にも繋がります。通知を受け取られた方は、是非、積極的にご活用ください。
また、本プログラムは薬剤服用を中心とするご相談であり、会社が実施している「保健指導」とは異なります。両方を受け頂くことは問題ございませんが、会社が実施する保健指導は、必ず受けて頂きますようお願いします。
対象者
被保険者 及び 被扶養者
(20歳以上で下記の抽出条件にあてはまる方)
委託先
㈱日本医薬総合研究所
実施時期
7月~10月
対象者には7月初旬頃に送付します
費用
無料
事業概要

「あなたに処方されたお薬についてのお知らせ」を送付
~医師や薬剤師に服薬状況を確認してもらい、アドバイスを受けましょう~
レセプトデータから、多剤・重複服薬者を抽出し、①重複薬剤 ②ジェネリック差額 ③服薬薬剤一覧などを掲載した「お知らせシート」を被保険者住所宛てに送付します。かかっている全ての医師・薬剤師に確認してもらい、必要に応じて適切なアドバイスを受けましょう。
【抽出条件】1ヵ月に2施設以上を受診、7剤以上、20歳以上、投与日数8日以上 等、一定条件に該当する人


薬剤師による「おくすり電話相談プログラム」のご案内
~服薬リスクを解消するために、薬剤師による「おくすり電話相談」を受けましょう~
レセプトデータの中から、薬剤師の目視確認により、このまま放置していると副作用など何らかの健康被害が出る可能性があると判断した対象者に、薬剤師が服薬の問題点やコメントを記入した「服薬情報シート」や、「電話相談プログラム申込書」等を被保険者住所宛てに送付します。対象者の希望により、薬剤師による「おくすり電話相談プログラム」を実施します。日ごろ疑問に思っているお薬に関する質問など、ぜひ薬剤師にご相談ください。
【抽出条件】1ヵ月に2施設以上を受診、20歳以上、重複、投与日数8日以上 等、一定条件に該当し、このまま放置していると副作用など何らかの健康被害が出る可能性のある人


薬剤師・栄養士による「健康サポートプログラム」のご案内
レセプトデータの薬剤情報を分析した結果、複数の医療機関から処方されている(多剤)、かつ、生活習慣病に罹患されている方を対象に、「健康サポートプログラム」を実施します。
日頃の疑問に思っているお薬のこと、食事の事、生活のことなどを「薬剤師」「栄養士」にご相談下さい。
【抽出条件】多剤服薬者であり、45歳以上で生活習慣病を罹患されている方

プログラムその2.3のご案内には、冊子「健康ドリル」を同封しております。ご自身の健康づくりにお役立て下さい。