クボタ健康保険組合の「健康スコアリングレポート」で、私たちの健康課題が明らかに!
「健康スコアリングレポート」とは?
厚生労働省・経済産業省・日本健康会議が連携して作成したもので、全国の1400弱の健康保険組合や業態(機械器具製造業)平均との比較で、クボタグループ従業員とご家族※の健康状態や医療費、予防・健康づくりの取組状況を見える化した、いわば私たちの通信簿です。※クボタ健康保険組合加入者 (2016~2021年度のデータに基き作成)
~レポートから抜粋~クボタ健康保険組合加入者の健康課題は? どうすればいいの?
課題その1
健診実施状況
特定健診・特定保健指導の実施全般は良好なものの、ご家族(40歳以上が対象)の特定健診受診率が低い。
国の目標値90%を達成するためには、ご家族の健診受診率を上げることが必要。
この「受診率」は、健保組合が国に納めなければならない高齢者医療を支える為の「納付金」に直結し、低い場合は、健保組合はペナルティとして納付金を多く支払わなければならず、保険料の引き上げにもなりかねません。


対策
40歳以上のご家族(被扶養者)の皆さんを対象とした特定健診・特定保健指導の受診率向上を図るため、クボタ健保組合では、自己負担無し(約35,000円相当)で、5つの「がん検診」を同時に受診できるように、メニューを大幅に拡大して提供しています。
ご家族の皆さん、ぜひ、健診を受けましょう。

課題その2
生活習慣病リスク保有者・
適正な生活習慣を有する方の割合
- ・生活習慣病リスクでは、肥満リスク・肝機能リスクを持つ方の割合が高い。(成績は、下位21~40%)
- ・運動習慣・飲酒習慣は全国平均よりやや良好である一方、睡眠習慣リスク・喫煙習慣リスクを持つ方の割合が高い。(成績は、下位21~40%)

課題その3
1人あたりの医療費が高い
- ・クボタ健保の1人あたり医療費は、性・年齢補正後で、全平均より3%高い
- ・年代別に見ても、40代以上の全ての年代で、業態平均や全組合平均より高い。


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■1人あたり医療費
性・年齢補正していない総医療費を加入者数で除した医療費
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●性・年齢補正後標準医療費
全組合平均の性・年齢階級別1人あたり医療費をクボタ健保の性・年齢階級別加入者数に当てはめて算出した医療費
クボタ健保加入者の皆さまへのお願い

「知らないうちに病気が進んでいる」「気がついた時には遅かった」という危険を遠ざける為には、健診を受けること、そして受けた後が大切です。健診結果で見えている危険因子を放置する事は危険を増大させることになります。健診結果から、あなたの生活習慣や将来病気になる可能性が高いか低いかを見ることができます。皆さんの健康度が上がることは、健保組合が支払う医療費の低減につながります。健保組合ではデータ分析結果から、医療費の低減に直結する疾病予防や健康づくり事業、医療費・薬剤費の適正化対策を具体的なアクションとして、これまで以上に実施して参ります。皆さまにおかれましては、これらを積極的にご活用いただいた上、健診結果をもとに、生活習慣を改善することで、将来、病気になる可能性を低くすることを心がけていただくようお願いいたします。