公示関係
令和6年度 予算と事業計画について
令和6年2月22日開催の組合会に於いて、下記の通り決定しましたのでご通知致します。
1)令和6年度の保険料率について
- 健康保険料率は、現在の料率(9%)を据え置きます。
- 介護保険料率は、1.9%から1.8%に変更します。
- 任意継続被保険者の保険料算定に係る「平均標準報酬月額」は「44万円」(前年同額)です。
令和6年3月分 (4月控除分)より |
現行 (3月控除分)まで |
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健康保険料率 | 9.0%(変更なし) | 9.0% |
介護保険料率 | 1.8%(変更あり) | 1.9% |
【内訳】
単位:100分の1
健康保険料率 | 介護保険料率 | ||||
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総計 | 一般保険料率 | 調整保険料率 | 総計 | ||
基本保険料率 | 特定保険料率 | ||||
事業主 | 5.41 | 2.7784 | 2.5535 | 0.0781 | 0.90 |
被保険者 | 3.59 | 1.8437 | 1.6944 | 0.0519 | 0.90 |
計 | 9.00 | 4.6221 | 4.2479 | 0.1300 | 1.80 |
基本保険料=加入者の医療費や疾病予防事業に充てる保険料、特定保険料=高齢者医療制度への納付金等に充てる保険料、
調整保険料=高額医療費の発生時や組合財政悪化の相互支援を行う事業に充てる保険料、介護保険料=国から通知される介護納付金に充てる保険料
2)令和6年度 健康保険予算
R6年度予算は、高齢者を支える為に国へ納める高齢者納付金の増大(前年比10.8億円増 118%)の影響により、赤字となりました。
収入の大部分である保険料で補えない部分は、別途積立金を取り崩して予算組しています。社会保障制度の見直しがなければ、赤字基調が続く見通しです。今後も効果・効率的な健康づくり事業を実施すると同時に、国の制度改革による影響を十分に見極め、保険料率を設定する予定です。

3.保健事業計画【データヘルス計画に基づいた取り組み(トピックス)】
- 特定保健指導:第4期開始に伴い、国の指針により支援プロセスのみの評価からアウトカム評価が追加
- データヘルス計画:第3期計画(R.6~R.11)を策定し、会社と連携して保健事業を実施
- がん検診:乳がん検診実施年度(子宮頸がんと隔年実施)
- クボタ健康チャレンジ:Pep Upの登録率向上を目指し引き続きキャンペーンやイベントを開催
- 歯科保健:郵送型歯周病検査の継続実施/前期高齢者対策:対象者へリーフレット送付による情報提供
- 薬剤適正化対策:多剤重複通知と電話相談およびスイッチOTC医薬品の推進事業を実施
4. その他
- 現行の保険証廃止とマイナ保険証利用について
- 健保組合議員向け個人情報保護研修受講について
以上