公示関係

令和5年度 予算と事業計画について

令和5年2月21日開催の組合会に於いて、下記の通り決定しましたのでご通知致します。

1)令和5年度の保険料率について

  1. 健康保険料率は、現在の料率(9%)を据え置きます。
  2. 介護保険料率は、現在の料率(1.9%)を据え置きます。
  3. 任意継続被保険者の保険料算定に係る「平均標準報酬月額」は「44万円」(前年同額)です。 
  令和5年3月分
(4月控除分)より
現行
(3月控除分)まで
健康保険料率 9.0%(変更なし) 9.0%
介護保険料率 1.9%(変更なし) 1.9%

【内訳】

単位:100分の1

  健康保険料率 介護保険料率
総計 一般保険料率 調整保険料率 総計
基本保険料率 特定保険料率
事業主 5.41 3.0230 2.3089 0.0781 0.95
被保険者 3.59 2.0060 1.5321 0.0519 0.95
9.00 5.0290 3.8410 0.1300 1.90

基本保険料=加入者の医療費や疾病予防事業に充てる保険料、特定保険料=高齢者医療制度への納付金等に充てる保険料、
調整保険料=高額医療費の発生時や組合財政悪化の相互支援を行う事業に充てる保険料、介護保険料=国から通知される介護納付金に充てる保険料

2)令和5年度 健康保険予算

R5年度予算は、高齢者を支える為に国へ納める高齢者納付金の増大(前年比4.6億円増 108%)の影響により、赤字となりました。
収入の大部分である保険料で補えない部分は、別途積立金を取り崩して予算組しています。社会保障制度の見直しがなければ、赤字基調が続く見通しです。今後も効果・効率的な健康づくり事業を実施すると同時に、国の制度改革による影響を十分に見極め、保険料率を設定する予定です。

令和4年度 健康保険予算

3.保健事業計画【データヘルス計画に基づいた取り組み(トピックス)】

  1. 特定保健指導:ICT活用によりグループ全体で均一の保健指導を実施。
    コンサルティング会社により健診・保健指導等の効果分析を実施し、より効率的な保健指導を実施。
    第4期特定健診・特定保健指導実施計画への対応。
  2. がん検診:巡回バスによる子宮頸がん検診の拡充実施及び限定補助金の支給。
  3. クボタ健康チャレンジ:2年目として健康アプリPep Upの登録率向上に向けた健康づくりイベントを実施。
  4. 歯科保健:郵送型歯周病検査の継続実施、前期高齢者対策:対象者へリーフレット送付による情報提供。
  5. 薬剤適正化対策:多剤重複通知と電話相談およびスイッチOTC医薬品の推進事業を実施。

4. その他

  1. 規程改訂:「個人情報保護管理規程」(公金口座情報活用)、「会計事務取扱規程」、「財産管理規程」
  2. 出産育児一時金42万円から50万円に変更、傷病手当金日額支給2/3相当額の計算方法を変更
  3. 「Web検認(被扶養者現況調査)」R4実施報告、R5年は全事業所を対象として実施予定

以上