公示関係

令和4年度 予算と事業計画について

令和4年2月16日開催の組合会に於いて、下記の通り決定しましたのでご通知致します。

1)令和4年度の保険料率について

  1. 健康保険料率は、現在の料率(9%)を据え置きます。
  2. 介護保険料率は、現在の料率1.7%から1.9%に引き上げます。
  3. 任意継続被保険者の保険料算定に係る「平均標準報酬月額」は「44万円」(前年比3万円増)です。
  令和4年3月分
(4月控除分)より
現行
(3月控除分)まで
健康保険料率 9.0%(変更なし) 9.0%
介護保険料率 1.9%(0.2%アップ) 1.7%

【内訳】

単位:100分の1

  健康保険料率 介護保険料率
総計 一般保険料率 調整保険料率 総計
基本保険料率 特定保険料率
事業主 5.41 3.0116 2.3203 0.0781 0.95
被保険者 3.59 1.9984 1.5397 0.0519 0.95
9.00 5.0100 3.8600 0.1300 1.90

基本保険料=加入者の医療費や疾病予防事業に充てる保険料、特定保険料=高齢者医療制度への納付金等に充てる保険料、
調整保険料=高額医療費の発生時や組合財政悪化の相互支援を行う事業に充てる保険料、介護保険料=国から通知される介護納付金に充てる保険料

2)令和4年度 健康保険予算

R4年度予算支出はR3年度決算見込み比で0.9億円減となる137.75百万円。保険給付費はR3年度決算見込み比3.9億円増、高齢者納付金は8.9億円減(R2年度コロナ禍の受診控え等の影響)収入の大部分である保険料で補えない部分は、別途積立金を取り崩して予算組しています。社会保障制度の見直しがなければ、赤字基調が続く見通しです。今後も効果・効率的な健康づくり事業を実施すると同時に、国の制度改革による影響を十分に見極め、保険料率を設定する予定です。

令和2年度 健康保険予算

3.保健事業計画【データヘルス計画に基づいた取り組み(トピックス)】

  1. 特定保健指導:集団健診会場以外の分散事業所におけるICT利用による充実実施
  2. がん検診:受診率向上対策(がん教育・がん検診受診者へポイント付与等)と検査精度管理を実施
  3. 健康マイレージを廃止し、健康アプリを活用した健康チャレンジ(仮称)を導入
  4. ウェアラブル端末(Fitbit)の運用見直し
  5. 健康白書の発行:対象に応じた健康関連情報を提供し健康経営の推進を支援
  6. 節目健診の導入検討
  7. レクリエーション・スポーツ助成金支給制度の廃止

4. その他

  1. 規程変更:「会計事務取扱規程」、「システム等運用管理規程」、「財産管理規程」
  2. 規程削除:「レクリエーション・スポーツ助成金支給規程」

以上