公示関係
令和2年度 予算と事業計画について
令和2年2月19日開催の第229次組合会に於いて、下記の通り決定しましたのでご通知致します。
1)令和2年度の保険料率について
- 健康保険料率は、現在の料率(9%)を据え置きます。
- 介護保険料率は、1.7%に引き上げます。(1.5%→1.7%)
- 任意継続被保険者の保険料算定に係る「平均標準報酬月額」は「41万円」(現行通り)です。
令和2年3月分 (4月控除分)より |
現行 (3月控除分)まで |
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健康保険料率 | 9% (変更なし) | 9% |
介護保険料率 | 1.7%(0.2%アップ) | 1.5% |
<介護保険料率引き上げについて>
介護納付金の増加に対応する為、0.2%引き上げて、1.7%に変更。
【内訳】
単位:100分の1
健康保険料率 | 介護保険料率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
総計 | 一般保険料率 | 調整保険料率 | 総計 | ||
基本保険料率 | 特定保険料率 | ||||
事業主 | 5.41 | 2.7415 | 2.5904 | 0.0781 | 0.85 |
被保険者 | 3.59 | 1.8193 | 1.7188 | 0.0519 | 0.85 |
計 | 9.00 | 4.5608 | 4.3092 | 0.1300 | 1.70 |
基本保険料=加入者の医療費や疾病予防事業に充てる保険料、特定保険料=高齢者医療制度への納付金等に充てる保険料、
調整保険料=高額医療費の発生時や組合財政悪化の相互支援を行う事業に充てる保険料、介護保険料=国から通知される介護納付金に充てる保険料
2)令和2年度 健康保険予算
R2年度予算については、高齢者を支える為に国へ納める高齢者納付金の増大(前年比3.8億円増加(107%))の影響等により、赤字となりました。収入の大部分である保険料で補えない部分は、別途積立金を取り崩して予算組しています。社会保障制度の見直しがなければ、赤字基調が続く見通しです。今後も効果・効率的な健康づくり事業を実施すると同時に、国の制度改革による影響を十分に見極め、保険料率を設定する予定です。

3.保健事業計画【データヘルス計画に基づいた取り組み】
- 健康づくり事業「健康クボタ21(第2次)」の継続:「禁煙」を年間テーマとした事業所での取組
- 疾病予防事業の拡充:胃がんリスク検査を実施し、胃がんリスク低減を図る
- 歯科保健事業の開始:令和2年はモデル事業として郵送型歯周病リスク検査を実施
- 薬剤適正化対策の開始:「服薬情報シート」の活用により、服薬リスクの解消と薬剤費適正化を図る
4. その他
- 被扶養者現況調査実施(R2年度は、㈱クボタ籍の被扶養者22歳以上が対象予定)
- 被扶養者認定ガイドブック発行(被保険者全員を対象として配布)
以上