共同利用について

個人データを第三者に提供する場合、原則として本人の同意が必要となりますが、「(1)個人データの取扱の全部または一部を委託する場合」、「(2)合併等に伴い個人データが提供される場合」、「(3)個人データを事業所などの特定の者との間で共同して利用する場合」は、法律上、第三者提供にあたらないこととなっています。

ただし、「(3)個人データを事業所などの特定の者との間で共同して利用する場合」は、「利用される個人データの項目、共同利用者の範囲、利用目的、個人データ管理責任者」をあらかじめ公表しておくことが法律で求められています。

当組合において、皆様の個人データを特定の者と共同で利用する事業は、以下のとおりです。

1. 健康保険組合連合会(以下「健保連」という)と共同で実施する高額医療交付金事業

健康保険法付則第2条に基づく事業で、当組合にとって高額な医療費が発生した場合に、その費用の一部が健保連から交付されるものです。

1 共同利用する個人データの項目 「交付金交付申請総括明細データ」もしくは「交付金交付申請総括明細書」の記載項目のほか、レセプト記載データの全ての項目
2 共同利用者の範囲 当健保
組合
給付担当職員
健保連 組合サポート部交付金交付事業高額医療グループ
3 利用目的 当健保
組合
高額医療費に対する交付金を受けるため
健保連 全組合からの申請を受理するため、当該組合からの申請が間違いないかをチェックし、適正な交付を行うために利用します。また、特に高額である1月1千万円以上のレセプトについては、個人情報を除いた上で、金額、主病名などについて公表することによって、医療費の高額化傾向を訴えていく材料とします。
4 データ管理責任者 当健保
組合
YKK健康保険組合
住所:富山県黒部市吉田200
代表者:YKK健康保険組合 理事長 本田 聡
健保連 健康保険組合連合会 組合サポート部
住所:東京都港区南青山1-24-4
代表者:健康保険組合連合会 会長 宮永 俊一

2. 加入事業所と共同で行う特定健康診査結果に基づく事後フォロー事業

健康保険法第150条に基づく事業で、被保険者(従業員)の健康管理を効率的、効果的に推進するために、加入事業所とともに、特定健康診査結果に基づく事後フォロー事業(特定保健指導、医療機関等への受診勧奨および受診確認)を共同で実施するものです。

1 共同利用する個人データの項目 特定保健指導対象者名簿(被保険者等記号、従業員番号、氏名、保健指導レベル(動機付け支援、積極的支援)、特定保健指導委託機関)
特定健康診査の標準的な質問票の回答結果
特定保健指導の受診調査票の回答結果
健診結果および二次健診等の受診の有無
2 共同利用者の範囲 当健保
組合
特定健康診査、特定保健指導担当職員
加入
事業所
事業所担当者および健康管理センタースタッフ
3 利用目的 当健保
組合
健康保険法第150条の趣旨に則り、加入事業所とともに、被保険者の健康の保持・増進に努めるため
労働安全衛生法の健診項目から、内臓脂肪蓄積とリスク要因の数および結果数値に着目し、リスクの高さに応じた独自のリスク区分別に選定を行い、選定結果に応じたフォロー事業を実施
加入
事業所
労働安全衛生法の目的に沿って、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進する。また、職場だけでなく、労働者が健康な日常生活を送れるように、健保組合とともに、健康の保持・増進に努めるため
健保組合で選定したリスク保有者に対して、特定保健指導および医療機関等への受診勧奨および受診確認など、総合的な健康管理を実施
4 データ管理責任者 当健保
組合
YKK健康保険組合
住所:富山県黒部市吉田200
代表者:YKK健康保険組合 理事長 本田 聡
加入
事業所
YKK株式会社 健康推進室
住所:東京都千代田区神田和泉町1番地
代表者:社長 松嶋 耕一

YKK AP株式会社 健康推進部
住所:東京都千代田区神田泉町1番地
代表者:社長 魚津 彰

3. 加入事業所と共同で行う「データヘルス計画」の策定および評価事業

被保険者(従業員)の健康保持増進のための事業計画である「データヘルス計画書」の策定及び評価に使用するほか、健康増進のための基礎データとして使用します。

1 共同利用する個人データの項目 健康度調査結果(健康診断結果、食生活、運動習慣、喫煙習慣、口腔衛生習慣、健康づくり事業に関するもの)
2 共同利用者の範囲 当健保
組合
保健事業担当職員
加入事業所 産業医および健康推進協議会事務局
健康管理センター(保健師・看護師)
3 利用目的 当健保
組合
健康保険法第150条の趣旨に則り、加入事業所とともに、被保険者の健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:健診結果と健康度調査の回答結果を、データヘルス計画におけるPDCAサイクルを実現するための指標(現状および目標値)の策定および評価に使用するほか、健康増進のための基礎データとして使用する。また、生活習慣病等の受診勧奨を行う際、個人の状況に応じた対応を行うために使用する。
加入事業所 労働安全衛生法の目的に沿って、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進する。また職場だけでなく、労働者が健康な日常生活を送れるように、健保組合とともに健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:健診結果と健康度調査の回答結果を、データヘルス計画におけるPDCAサイクルを実現するための指標(現状および目標値)の策定および評価に使用するほか、健康増進のための基礎データとして使用する。また、個人の健康増進のために使用する。
4 データ管理責任者 当健保
組合
YKK健康保険組合
住所:富山県黒部市吉田200
代表者:YKK健康保険組合 理事長 本田 聡
加入
事業所
YKK株式会社 健康推進室
住所:東京都千代田区神田和泉町1番地
代表者:社長 松嶋 耕一

YKK AP株式会社 健康推進部
住所:東京都千代田区神田泉町1番地
代表者:社長 魚津 彰

4. 加入事業所と共同で行う「健康づくりキャンペーン」の企画および事業評価

1 利用される個人データの項目 健康づくりキャンペーン結果報告として提出された項目(従業員番号、氏名、コース名、合計ポイント、アンケートの回答内容)と集計結果(参加の有無、達成の有無)
2 共同利用者の範囲 当健保
組合
保健事業担当職員
加入事業所 産業医および健康推進協議会事務局、健康推進担当者等の事業所担当者
※健康推進担当者等の事業所担当者については、参加の有無のみ
3 利用目的 当健保
組合
健康保険法第150条の趣旨に則り、加入事業所とともに、被保険者の健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:データヘルス計画におけるPDCAサイクルを実現するための指標の策定に用いるほか、事業の評価・分析に使用する。また、当組合が事前に定める目標値を達成した参加者へのインセンティブとして達成賞商品を贈呈するために使用する。
加入事業所 労働安全衛生法の目的に沿て、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進する。また、職場だけでなく、労働者が健康な日常生活を送れるように、健保組合とともに健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:事業の評価・分析に使用する。また、参加率向上施策の策定および実施のために使用する。
4 データ管理責任者 当健保
組合
YKK健康保険組合
住所:富山県黒部市吉田200
代表者:YKK健康保険組合 理事長 本田 聡
加入
事業所
YKK株式会社 健康推進室
住所:東京都千代田区神田和泉町1番地
代表者:社長 松嶋 耕一

YKK AP株式会社 健康推進部
住所:東京都千代田区神田泉町1番地
代表者:社長 魚津 彰

5.加入事業所と共同で行う「スコアリングレポート」結果の分析および評価事業

1 共同利用する個人データの項目 特定健診結果(肥満・血圧・肝機能・脂質・血糖の検査結果)
標準的な質問票結果(喫煙・運動・食事・飲酒・睡眠に関する回答結果)
2 共同利用者の範囲 当健保
組合
保健事業担当職員
加入事業所 YKK健康推進室
YKK AP健康推進部
3 利用目的 当健保
組合
健康保険法第150条の趣旨に則り、加入事業所とともに、被保険者の健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:国から示された健康スコアリングレポート結果を分析し、事業主と共に、健康課題解決に向けた事業計画策定に活用する。
加入事業所 労働安全衛生法の目的に沿って、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進する。また職場だけでなく、労働者が健康な日常生活を送れるように、健保組合とともに健康の保持・増進に努めるため
具体的データの利用方法:国から示されたスコアリングレポート結果を組織単位等で分析し、健康保険組合と共に、健康課題解決に向けた事業計画策定に活用する。
4 データ管理責任者 当健保
組合
YKK健康保険組合
住所:富山県黒部市吉田200
代表者:YKK健康保険組合 理事長 本田 聡
加入
事業所
YKK株式会社 健康推進室
住所:東京都千代田区神田和泉町1番地
代表者:社長 松嶋 耕一

YKK AP株式会社 健康推進部
住所:東京都千代田区神田泉町1番地
代表者:社長 魚津 彰

関連リンク
個人情報保護への取り組みについて
個人情報保護に関する基本方針(プライバシーポリシー)
個人情報保護法に基づく公表事項(個人情報の主な利用目的等)
同意を要する事項について
マイナンバー制度について