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塩分のはなし

塩は人の体になくてはならないものです。
しかし、摂り過ぎたり不足すると体に大きな影響を与えることがあります。
■適切な塩分量
厚生労働省が健康的な生活を送るために定めている目標値は、
・成人男性 8.0g/日未満
・成人女性 7.0g/日未満 です。
しかし、日本人の平均摂取量は男性約11.1g、女性約9.4gとなっており、塩分の取りすぎが問題になっています。
■塩分を取りすぎると…
塩分の多い食べ物はたくさんあります。
塩分を摂りすぎてしまうと、血液中のナトリウム濃度が高まります。すると、体は塩分を薄めようとして水分を取り込もうとします。結果、のどが渇き、水分摂取をすることで血液量が増え、血圧が高くなります。
高血圧状態が続くと、血管が常に緊迫して張りつめた状態になります。これが、動脈硬化の原因になり、やがて脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクへとつながります。
■塩分の摂取を控える食事のコツ
- ・ソースや醤油はかけるのではなく、小皿にとってつける
- ・ラーメンなどのスープは全部飲まない
- ・味噌汁の具は、わかめ、ほうれんそう、小松菜などカリウムの多い野菜をいれる
- (カリウムは塩分の排泄を助けます。)