元気のおはなし2015

健康のはなし

インフルエンザのはなし

うがいのイラスト

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症のことで、主に気管支、肺で増殖することによって発症する病気のことです。
毎年秋から冬にかけては、インフルエンザの流行シーズンです。今年も例年通り流行しております。

■インフルエンザウイルスの種類

インフルエンザウイルスには大きく分けて3つの型が存在します。

A型:高熱やのどの痛み、鼻づまりなどが主な症状で、感染力が非常に強いため、毎年世界的に流行しています。また、人だけでなく、鳥類やブタから感染することがあります。2014年から2015年にかけてA香港型が流行するといわれています。

B型:腹痛や下痢などが主な症状で、A型インフルエンザに比べて大きく感染が広まったことがない型です。B型は人同士の間でしか感染しないので、一度感染したり、予防接種により抗体を作ると効果が長く続きます。

C型:感染しても症状がほとんど出ることはありません。免疫は一生継続されると言われ、感染したことがある人がもう一度感染することはまず無く、大人でこの型に感染する人はほぼいないと言われています。

■インフルエンザと風邪の違い

  インフルエンザ 風邪
症状 38度以上の発熱 発熱
全身症状(頭痛、関節痛、筋肉痛など) 局所症状
(のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳、など)
急激に発症 比較的ゆっくり発症

■感染について

インフルエンザウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つがあります。

 飛沫感染・・・咳やくしゃみなどの飛散し粘膜に付着
 接触感染・・・ドアノブ・器具等接触による間接感染

インフルエンザを予防するために、こうした感染経路を絶つことが大切になります。

■インフルエンザを予防するために

インフルエンザを予防するために、下記のことを心がけましょう。

 ・手洗いうがいをおこなう
 ・適度な湿度を保持する
 ・十分な休養とバランスのとれた食事をとる
 ・人が多いところへはなるべく行かないようにする

■インフルエンザかな?と思ったら・・・

どれだけ予防をしていても、感染を完全に防ぐことは難しいです。
もし、インフルエンザの自覚症状があればすぐ医療機関を受診しましょう。
その際、必ずマスクをして行くようにしてください。

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