これまでの発信文書
SCSK健発第748号
平成27年2月24日
被保険者 各位
SCSK健康保険組合
平成27年度健康保険料率及び介護保険料率について
平素は当組合の事業運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、下記の通り、平成27年度の健康保険料率及び介護保険料率の改定が決定しましたので、お知らせ申し上げます。
当組合では平成18年度より単年度赤字が継続する財政状況が続いておりますが、本年度(平成26年度)においては、組合開設以来はじめてとなる健康保険料率の引上げを行ない、また医療費適正化事業の強化に務める等の対応を行いました。しかしながら、高齢者医療制度による各種納付金の増加等により収支が均衡するまでの改善には至らず、本年2月6日開催の第90回組合会において「平成27年度健康保険料率の引上げ」を議決し、管轄である厚生労働省関東信越厚生局の認可を受けました。
また、国より保険料の徴収義務を負っている「介護保険料(40歳以上65歳未満の方の被保険者)」につきましては、平成27年度の当組合から国への納付金が減少したため、「平成27年度介護保険料率の引下げ」を決議し、同様に認可を受けました。
なお、詳細につきましては当組合ホームページに掲載しておりますので、ご一読いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
記
1.健康保険料率について
■保険料率(事業主と被保険者が折半で負担)
平成27年度(変更後) | 平成26年度(現行) | |
---|---|---|
一般保険料率 | 90.640/1000 | 73.490/1000 |
調整保険料率 | 1.360/1000 | 1.510/1000 |
健康保険料率 | 92.000/1000 | 75.000/1000 |
・一般保険料率 : 当組合の事業運営、および高齢者や退職者医療制度による国への納付金等に充てます。
・調整保険料率 : 健康保険組合連合会への拠出金に充当。財政の逼迫する組合への助成金等に使用されます。
■保険料率変更理由
国へ納める納付金(前期高齢者納付金、後期高齢者支援金等)の増加と、これまで赤字の補てんをしていた保有財産の減少という財政状況より、収入確保が必要であるため保険料率を引き上げました。
2.介護保険料率について
■保険料率(事業主と被保険者が折半で負担)
平成27年度(変更後) | 平成26年度(現行) | |
---|---|---|
介護保険料率 | 11.400/1000 | 13.400/1000 |
■料率変更理由
介護保険制度は各組合が国の代行で保険料徴収を行い、制度の運営主体である市区町村に納付しているものです。納付額は毎年通知される「介護給付費納付金」の総額を、当組合の第2号被保険者(40歳以上65歳未満の方)の標準報酬月額の総額で除し、保険料率を決定いたしますが、平成27年度は前年度に比べて納付金が減少したため、保険料率を引下げました。
3.保険料率変更時期
平成27年3月分保険料(平成27年4月度給与控除)より
※任意継続保険料は平成27年4月分保険料より
4.当健保組合ホームページについて
「平成27年度予算と保険料率変更について」にて、詳しくご説明しておりますので、ご覧ください。
○平成27年度 予算のあらまし
○平成27年度 収入支出予算表
○平成27年度 保険料率の改定について
5.お問合せ先
SCSK健康保険組合
〒107-0062 東京都港区南青山2-26-1
TEL:03-6438-4005
事務長:永瀬
HP:http://www.kenpo.gr.jp/scsk-kenpo/
以上