投稿 言わしてんか!聞いてんか!
親の心配事との付き合い方

「すこやか健保」に掲載されている「離れて暮らす親のケア」が、他人事ではない年代に差しかかり、親を想う時間が多くなりました。親の健康にも気を配らねばならず、頭では分かっているけど心がついていかないこともあります。体の不調なら病院へ行けますが、「心配事」はそう簡単に解決できません。
親が私を想ってくれる気持ちはありがたいのですが、皆で楽しく食事をしているときに「この先つらいことがあっても、今の楽しい時間を思い出して」と語り、その場の空気が一気にしんみりすることも…。
一方で、「人生は一度きり、一日でも多く楽しい日を過ごさないと!」と前向きな発言があったりで、この感情のジェットコースターに私はどう向き合えばよいのか。時として「無」になることで温かく見守っています。
ただ、願うのは一つ。残された親との時間をできるだけ穏やかで楽しく過ごしたいというだけです。
(第4地区 匿名)
立場変われば

10年ほど前、地方都市へ単身赴任しているときに、人間ドックを受診後、特定保健指導の対象と言われました。今まで対象になったこともなかったので、当時は「特定保健指導ってなに?」と思っておりました。
言われるままに保健師の方と面談し、生活習慣の改善目標を立てましょうと指導を受け、6カ月で5キロ減と1日の歩数を8000歩と目標を決めました。「あー、なんでこんなことしないといけないの」と心の中で思っていましたが…。
当時は、なんかめんどくさいことに巻き込まれたと思い、次回の人間ドックでは、特定保健指導と言われないように改善を行おうと、運動習慣もなく、食事も不規則であったことから、ウオーキングでも始めようと朝1時間歩くこととしました。
歩数については継続して行うことができましたが、普段の食事・飲酒等は改善できず、体重は目標を達成することはできませんでした。
その後、健康保険組合の仕事をするようになり、現在は1日10000歩を目指し、遠回りして帰るなどで健康維持に努めております。
健康保険組合の立場から健康保険事業を見るようになって、増加する医療費等の状況を目の当たりにすることで、効果的な保健事業を進め、健康維持・改善、医療費の抑制や生活の質の向上に努めていかないといけないと再認識いたしました。
(第5地区 Y・T)
『マイナ保険証』と『スマホ』と『私』

私は、マイナ保険証を運用当初から使用している。通院中の診療所で、「カードの保険証も見せてください」と毎回言われ、やむを得ず両方を提示していたが、ようやく今年の5月頃から言わなくなった。理由は不明だが、制度の仕組みを理解したものと思われる。
医療機関でさえ、長年の慣習が変わることを理解するまで時間を要したことが覗われ、まだまだ国民に浸透するまでは時間がかかると思う。きっと10年後には誰もが自然とマイナ保険証を使用している光景が浮かぶ。
当健保組合でも、なかなか登録率・利用率が向上しないものの、財布よりも生活に片時も欠かせないスマホによるマイナ保険証の利用開始を機に増えることを期待したい。
とどのつまり、過渡期の努力は、当事者は大変だが、時間が経つにつれ、何事もなかったかのように普通なものになってしまうものである。
健保の業務も同様に、未来の国民皆保険を維持するため、中長期的な視線で、時代の流れをつかみながら円滑な運営に努めている今日この頃である。
最後に、健保はまだまだ紙の届出等が相当あるが、いつかはDX化されることを夢見て、とりあえず効率的かつ効果的な業務を推進しようっと。
(第6地区 M・T)
投稿規定
- 500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。
- イラスト、写真も歓迎します。
- 原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。
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