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広報誌「かけはし」

投稿 言わしてんか!聞いてんか!

運動習慣のススメ

健康な毎日を過ごすためには、食事・睡眠・運動の3つの要素が大切だという話をよく耳にするようになりました。

なかでも定期的に運動を継続するという運動習慣を身につけることが思うようにできない経験をされていませんか。

毎年の健康診断や健保組合で行われるウオーキングイベントは、私にとってモチベーションアップになっています。土日を活用して一時間程度のウオーキングなど、達成しやすい目標設定で取り組むことができています。しかし、その期間が過ぎると元の生活に戻ってしまいます。

そんな時、妻が見つけてきた手作り品の販売イベントに一緒に行く機会があったのですが、これがなかなか面白いものでした。気に入ったものを見つける楽しみもありますが、何度も通ううちにお店の人と仲良くなったり、周辺の観光地まで足を延ばすようになったりと、月に数回各地で開かれる週末には外出して歩く習慣ができていました。

運動習慣を身につけることは簡単なようで難しいと実感しています。食事や買い物などのちょっとしたご褒美、日常生活の一部にすること、そしてそれを共有することができる人とのつながりが大切なようです。

みなさんも一緒に気負わず頑張りましょう。

(第1地区 K・T)

冬の到来に思うこと

久方振りに大阪に戻り、初めて健保の仕事に就き間もなく3年になる。その前は新潟のある街の事業所に6年ほど勤めていた。

豪雪で名を馳せる新潟でも比較的雪の少ない所だったが、時に一日で積雪1メートルに及ぶ大雪に見舞われる。窓の外はあっという間にうず高く雪が積り、このまま自分も雪に埋もれてしまうのではとの錯覚に陥る。交通も麻痺し、部屋で成す術もなく降り止むのを待つしかない。  

たとえ雪が弱い日でも、雷鳴が轟き日本海からの季節風が吹き荒れ、外を歩くのもままならなかった。新潟での暮らしを通じ、自分ではどうにもならない自然の力を思い知った。

そこから逃れられない雪国の人々は、圧倒的な自然の力に耐え、生きて行くため人と人との強い絆を育んできた。そんな人達は謙虚で、よそ者にも温かかった。

もちろん、人の力が及ばないのは雪だけではない。気候変動や天災、人々の分断とその果ての戦乱。そしてこの国の未来に影を落とす少子高齢化と社会保障の問題。闇の向こうに光を見出すことすら難しい。

それでも我々は謙虚に力を合わせ、諦めずに取り組んで行かねばならない。いつかは春が来る、と信じて。

(第2地区 Y・M)

国民皆保険と健保組合

先日、通院先の病院待合室で会計待ちをしていた時に耳にした夫婦の会話。
「病院代が百万円近く掛かっているのに、十万円ちょっとの支払いで済んでるわ。健康保険てありがたいなあ」

私自身が健保組合の職員であるから、健康保険制度のありがたさ、健保組合の存在を理解しているけれど、たいていの人は「病院に行くとき提示する会社の保険」としか思っていないのでは。いつでも受診できる皆保険制度の素晴らしさを分かっていないのではないか。

衆議院選挙の真っただ中、社会保険負担の軽減を訴える候補は歳費の削減で財源確保と言うが、世界的にも極端な少子高齢化社会となった日本では、抜本的な制度改革に手を付けなくては立ち行かなくなるのは明々白々。選挙の道具に使うのではなく、高齢者の応分負担にも早急に手を付けてもらいたいもの。

また、健保組合にはお金があるとの誤解も見直していただきたい。当組合は体を使う仕事が中心で男性社会。被保険者の大半を占める男性の平均年齢は50歳を超え、年収は450万円足らず。もちろん料率は協会けんぽを超えている。財政基盤が弱いからと、協会けんぽには保険給付費の16.4%が国庫補助で賄われ、医療費の6カ月分近い準備金を貯めているが、健保組合にはどれだけの国費が投入されているのか。

当たり前の様にある日本の医療保険制度が続けられるために健保組合の基盤確保を願って止まない。

(第3地区 N・T)

投稿規定

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