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広報誌「かけはし」

大阪府歯科医師会との意見交換会

健保連大阪連合会と大阪府歯科医師会との意見交換会を12月1日、ホテルモントレ大阪で開催した。同日は大阪府歯科医師会代表7名と大阪連合会代表8名が出席し、大阪府歯科医師会の事業等と、健康保険組合の財政状況等について、双方の資料にもとづき意見交換を行った。

大阪府歯科医師会からは、「自分の歯でしっかり噛める8020運動に併せて、口腔や顎関節等の機能が高齢になっても維持できるかオーラルフレイルの対策が重要」と歯科医療と健康との関係を中心に話があった。ミルクボーイによる漫才動画『生きる力を支える歯科』を作成、ホームページで公開し、国民への啓発活動にも力を入れているとの説明があった。

一方、大阪連合会からは、大阪の2021年度決算見込みでは、過半数の87組合が赤字となる。厳しい財政の原因は、やはり高齢者医療への拠出金の増加にあり、近い将来、解散を余儀なくされる組合が増える可能性が高く、まさに危機的な財政状況であることを説明した。

このことから、現役世代が納得できる公平な制度の実現に向けて、本年度の健康保険組合全国大会で決議した「現役世代の負担軽減、全世代で支え合う制度への転換」を始めとした4項目など、連合会としての取り組みを説明した。

最後に、診療側と支払側という互いの立場は相違するが、国民皆保険を守り抜き、府民、被保険者、被扶養者の健康・安心を守ることが重要であるとの認識は同じであることを確認した。

日時

12月1日(木) 16時~

会場

ホテルモントレ大阪

出席者

大阪府歯科医師会 7名

健保連大阪連合会 8名

議事

(1)大阪府歯科医師会の事業等

(2)健康保険組合(大阪・全国)の財政状況

(3)意見交換