被扶養者実態調査にご協力ありがとうございました

健康保険の被扶養者となっている方が現在もその状況にあるかを確認するため、7月から8月にかけて被扶養者実態調査を行いました。事業主および加入者の皆さまには調査票等の提出にご協力いただき、誠にありがとうございました。

調査の結果、扶養解除となる方については事業所の健保窓口経由で必要書類を送付していますので、指定の期日までに扶養からはずす手続きを取ってください。

扶養解除となった主な理由

  • 収入超過のため
    健康保険の被扶養者として認められる収入要件は「年額130万円未満(60歳以上または障害者は180万円未満)」です。基準額以上の収入がある場合は扶養解除となります。
  • 送金不足により生計維持関係が確認できないため
    被扶養者と別居している場合は「生活費を月々送金していることが確認できる書類」(被保険者の銀行口座から別居中の被扶養者の銀行口座に所定の生活費を月々振込した記録)が必要です。この書類がないと生計維持関係が確認できないため、扶養解除となります。

こんな場合は手続きを

被扶養者の要件に該当しなくなったときは、すみやかに扶養からはずす手続きを取ってください。

  • 就職したとき
  • 収入が増えて認定基準額を超えたとき
  • 結婚したとき
  • 離婚したとき
    など

手続きが遅れると・・・

  • 被扶養者資格がないにもかかわらず医療機関を受診していた場合は、保険給付費を資格がなくなった日まで遡って被保険者に請求することになります。
  • 高齢者医療制度を支えるための前期高齢者納付金や後期高齢者支援金等は健康保険組合の加入者(被保険者および被扶養者)の人数等に応じて算出されます。そのため、届出を行っていないとその被扶養者分についても支援金の額に追加され、皆さまの保険料負担も増えることになります。

ご協力をお願いします。