本システムのねらいは、主に以下の2つに集約されます。
・個々の既存システム内では実現できない横断的な分析・評価機能を実現することで、保健事業に関する多面的な分析を行うことができ、組合員の健康増進や医療費の削減につなげることが期待できる。
・保健事業関連の既存共同システムまたは共通システムが導入されていない健保組合でも本システムを導入することによってデータ連携を図り、保健事業の効果分析を行うことができる。
本システムは、健保組合独自の属性等による任意のグループ別分析を行い、自組合の状況を詳細に把握し、保健事業に役立てることを主な目的としている点に大きな特徴があります。この目的を実現すべく、本システムは、既存システムやデータと連携して分析を行う機能を盛り込むこととしており、既存のデータを有効活用し、効果的な保健事業の実現を目指そうとするものです。
本システムの基本構成の考え方は、以下の通りとなっています。
・ 既存システムやその他システムからCSV情報によるデータ連携を行い、専用のデータベースを設ける。
・ 既存システムの直接参照は基本的に行わず、独立した位置づけとする。
・ 各情報の保持する項目については、分析で必要と思われる項目を抜粋した固定項目を累積する。
・ 健診・保健指導費用額などの「費用関連」の情報を保持し、保健事業の費用対効果分析機能を設ける。
・ 家族形態や勤務状況等の個人の「属性情報」を保持し、任意のグルーピング分析機能を設ける。
総合健康マネジメントシステムの主要機能は大きく「分析機能(断面的な分析、時系列分析)」と「効果分析・評価機能」に分けられ、その分析方法としては定型分析、非定型分析、組合独自機能(オプション)、外部ツール活用の4つに分類されます。
