平成28年1月時点の情報を掲載しております。
平成28年4月から実施予定
保険料の算出の基礎となる標準報酬月額の区分について、現在の最高等級(47等級)の上位に3等級追加され、上限が「50等級」になります。
上限額は121万円から「139万円」に引き上げられます。
一般保険料 | 介護保険料 | ||||
---|---|---|---|---|---|
被保険者 | 事業主 | 被保険者 | 事業主 | ||
37.25/1000 | 47.65/1000 | 7.0/1000 | 7.0/1000 | ||
改正前 | 上限額121万円 | \45,072 | \57,657 | \8,470 | \8,470 |
改正後 | 3等級追加 | ||||
127万円 | \47,307 | \57,657 | \8,890 | \8,890 | |
133万円 | \49,542 | \63,374 | \9,310 | \9,310 | |
139万円 | \51,777 | \66,233 | \9,730 | \9,730 |
賞与にかかる保険料の算出の基礎となる標準賞与額の上限が、引き上げられます。
一般保険料 | 介護保険料 | ||||
---|---|---|---|---|---|
被保険者 | 事業主 | 被保険者 | 事業主 | ||
37.25/1000 | 47.65/1000 | 7.0/1000 | 7.0/1000 | ||
改正前 | 540万円 | \201,150 | \257,310 | \37,800 | \37,800 |
改正後 | 573万円 | \213,442 | \273,034 | \40,110 | \40,110 |
入院時の食事代が段階的に引き上げられます。
改正前:1食につき260円が患者負担
改正後:1食につき360円が患者負担
(ただし、低所得者、難病、小児慢性特定疾患患者の負担額に変更はありません。)
なお、平成30年4月からは「460円」に引き上げられる予定です。
傷病手当金・出産手当金の算定方法が見直されます。
■現行:平成28年3月31日までの対象日
被保険者の標準報酬月額の1/30(標準報酬日額)の3分の2
■見直し後:平成28年4月1日以降の対象日
紹介状なしで特定機能病院およびベッド数が500以上の大病院を受診した場合、患者が定額負担する制度が導入されます。
後期高齢者支援金の算定方式について、H27年度2分の1総報酬割算定の割合がH28年度3分の2に、H29年度からは全面総報酬割へ移行する予定です。
この結果、健康保険組合の支援金負担が更に重くなることが見込まれます。
平成28年10月から実施予定
社会保険が適用される短時間労働者の対象が拡大されます。
上記を満たしている場合に、社会保険の適用となります。
なお、学生は適用除外されます。
兄姉の被扶養者認定における同居要件は、平成28年10月1日より撤廃され、生計維持要件のみとなる予定です。