ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品（新薬）の特許が切れた後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品のことです。ジェネリック医薬品は新薬と比べて研究開発期間が少なく、開発費もかなり少なくてすむため、平均すると価格を約半分に抑えられると言われています。

薬の効き目と安全性は？

「ジェネリック医薬品」の有効成分の効き目と安全性は、新薬において効き目が実証されているだけでなく、安全性や副作用などの心配も限りなく少なくなっています。また、国による厳しい品質基準をクリアしています。子供や高齢者が飲みやすいように薬剤の形状などに改良が加えられ、飲みやすく工夫されたものもあります。

ジェネリック医薬品を処方してもらうには？

受付窓口にて

医師に直接言いにくいと考えるあなた、受付の際、診察券と合わせて「お薬はこれでお願いしたいのですが」とお願いカードを一緒に出してみるのはいかがでしょうか？

診察にて

相談するなら、医師だとお考えのあなた、診察の際、医師から「それでは、お薬を出しておきますね」と言われたときに相談されてはいかがでしょうか?

院外薬局にて

薬局に提出する処方せん（右図の赤枠「後発医薬品への変更不可」欄）に署名がないことが前提ですが、薬剤師にジェネリック医薬品に変えたいのですがと相談してみてはいかがでしょうか？

お願いカードについて

「ジェネリック医薬品お願いカード」をご利用ください。診察券と一緒にこのカードを提示すれば、ジェネリック医薬品を処方してほしい意思を簡単に伝えることができますので、ぜひご活用ください。

ジェネリック医薬品のことをもっと知りたい方

ジェネリック医薬品の検索・試算ができるサイト	かんじゃさんの薬箱（日本ジェネリック医薬品学会）
	ジェネリックガイド（日本調剤）
厚生労働省 サイト	後発医薬品（ジェネリック医薬品）の使用促進について http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryou/kouhatu-iyaku/index.html

注意事項

ジェネリック医薬品は、現在、政府主導により普及促進が図られています。しかし、すべてのお薬がジェネリック医薬品に変更できるわけではなく、またすべての医療機関で扱われているわけでもありません。また、ジェネリック医薬品を使うには医師の処方が必要です。まずは、医師や薬剤師に相談していただき、ご自身でよく理解し納得した上で使用してください。