●自然災害 |
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ここ数年、毎年のように自然災害に襲われ被災する地域が増えています。日本の気候は変わったのでしょうか。
昔は春夏秋冬の四季でしたが、最近は春と秋がすぐに終わってしまい、夏と冬の二季になったように思えます。地球温暖化による気候変動なのでしょうか、ここ何年かは豪雨と台風の被害が特に多く、新型コロナウイルスも自然界から発生したものであるなら、自然災害の一種かもしれません。長年にわたる先進国のエゴイズムによる温暖化が地球環境を変えてしまったように思えます。
治水工事には莫大な費用と長い年月が必要ですが、自然災害は日本だけでなく世界規模で起こっています。しかし、この温暖化を止めるには化石燃料の使用を減らさなければなりません。
私は、洪水と電力不足にはダム建設と水力発電がベストであると思います。地球規模で温暖化を阻止できなければ、将来、人間は自然災害の及ばない地域にしか住めなくなるかもしれません。テレビで豪雨による水害を見ていると、ノアの箱舟を想像し、恐ろしく、他人ごとではありません。
今、私たちは、いつ何時自然災害に襲われても個人で対応できるよう、常に備えておく必要があるのではないでしょうか。
(第4地区 M・I) |
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●医療給付費減少に思う |
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今年に入ってから医療給付費が減っている。コロナの影響であることは、もはや言うまでもない。「健保ニュース」掲載の支払基金統計速報には、毎月の件数と金額が前月比・前年同月比まで出ている。これまではいつも100%前後の数字がずらずらと並んでいてなんとも地味(?)だったが、1月分から90%台前半の数字が現れ始めた。 3月分には85.2%という比率が登場したため、あらためて自健保のものを見てみた。3月から5月にかけて、一段と減っている。件数・金額・日数すべてにおいて。なかでも家族の減少が大きく、未就学児に至っては、前年同月からほぼ半減した。
今の時期、理由は簡単には言えないが、通院を控えて必死に自分と家族の健康を守る加入者の姿も想像できる。いざこうなってみるとリフィル処方やスイッチOTCなど、健保の提案は加入者目線で正解だった。国や病院も、初診再診料のような画一的なものより先に、オンライン診療や予約システムなど、必要な人に直接貢献できるものから進めてほしいものだ。
(第5地区 M・S) |
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●特定保健指導の受診とコロナ禍における今後について |
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健保に異動して早3年半。健康を司る者が異動後に体重増加し、昨年度特定保健指導の対象者となりました。
毎日体重測定し、食事方法を見直し、歩き方を意識するだけで、最初の3カ月は毎日の記録を2週間ごとに報告。その内容についてフィードバックがあり、体重は減少しましたが、半分の3カ月が終了し、残り3カ月は自己管理です。
報告が不要となったため、装着していた活動量計を外し、体重計も毎日計量せずで最終面談を迎えました。
個人として気づきと可視化されたのはよかったのですが、健保としてこの指導基準や指導方法が単に実施率を上げるために形骸化しているのではないか、本来の目的である生活習慣病の予防と医療費の適正化になっているのか、と考えさせられました。
コロナ禍でリモートワークが進んでいく以上、従来の対面による指導方法だけではなく、ICTを利用した特定保健指導も検討しなければなりません。
付加価値のある指導方法は様々ですが一長一短があります。小規模健保にとって財政面のリスクを最小限に抑えなければなりません。導入には躊躇(ちゅうちょ)しますが、新しい生活様式と同様に推し進めていく必要があり、頭の痛い問題がまた一つ増えた次第です。
(第6地区 Y・N)
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投稿規定 |
「言わしてんか!聞いてんか!」 |
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500字以内。見出しも付けてください。原稿を添削する場合があります。 |
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イラスト、写真も歓迎します。 |
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原則として、投稿者の「所属組合名と実名」を掲載。匿名希望(イニシャル)の場合も、原稿には「所属組合名と実名」を明記してください。 |
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原稿は地区会の広報委員へ送ってください。 |
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問い合わせは、健保連大阪連合会事務局へ。(06-6131-7715) |
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